前回は家庭学習の時間の作り方を2点書いてみました。
今回はそのときにどのように勉強したらよいか、その具体的な方法を書いてみます。
皆さんは勉強というと何をやりますか。
・・・塾の宿題をやる、漢字や単語の練習をやる、教科書をまとめる・・・
こういったことも立派な勉強です。
ただ、こういったことだけでは、テストで点をとることは出来ません。
点を取るにはテストに出るような問題を解けるようにする必要があります。
つまり、問題集を使って実際に問題を解くことが重要です。
塾の授業では問題を使って学習を進めますね。
問題の解き方など、事前に先生が説明してくれると思います。分からないものも解説をしてくれるでしょう。
ただ、塾でやって出来て安心してはいけません。
絶対に忘れてしまうので、必ず家でも問題集を準備して同じような問題を自分で解くようにしてください。
問題集は各教科数冊持っていたほうが、しつこいくらいに練習できます。
そうでなければ、基本からかなりの応用まで幅広く問題が載っている(しかも量が多い)問題集を最低一冊購入しノートに解いていくようにすれば、何度も出来るでしょう。
勉強はとにかく普段から問題を解くことを中心にしてください。
ノートまとめや単語練習などは問題集を解く前にやっておくべきことです。
これを勉強のメインにしてはいけません。あくまで、問題集をこなすことです。
よくテスト1週間前になって初めてノートまとめをしている人がいますが、これはテスト勉強ですることではありません。
遅すぎます。
普段の学習でやることです。
テスト前にやってテスト受けて、仮にいい点をとっても、すぐ忘れてしまいます。
本当にしっかり身に着けるには、問題を沢山解いていくことです。
これはどの科目にも共通する基本です。
細切れの時間を使うときに最適なのは、計算ドリルです。
市販の5分間ドリルはおススメです。しっかり時間を計ってやってみましょう。
最初は時間オーバーかもしれません。
でも繰り返していくうちに段々早く手が進むようになります。
5分内に終わるようになったら、次は4分以内に、その次は3分目指して・・・と、どんどん短くなるように決めてもいいですね。
計算ドリルは比較的短期間で力がつくので、自分でもそれを実感できると、勉強することが楽しく思えるかもしれませんね。
前回と今回と家庭学習について書いてみました。
これならできるかも、と思ったものはありますか?
これらはあくまでひとつの参考ですが、やってみようと思うのがあったら、早速始めてみて下さいね!