藤沢は8月一杯が夏休みなので、子供たちの気持ちの中にも余裕がある感じですが、三ツ境は明日で休みも終わり、明後日からもう学校が始まります。
その三ツ境は、生徒全員夏休みの塾の課題をほぼ終え、その意味ではまずます予定通りの夏期講習が出来ました。
でも、「完全」ではありません。
以前、藤沢の教室に中3で入会してきた子がいて、その子はそれまでまじめに勉強してこなかった(←本人とその保護者の言)のですが、遅れた分を塾の夏期講習で計画通りの授業を消化すればどうにかなると楽観的な考えを持っていましたので、塾としてやるべきことはしっかりやりますが、機械ではないのですから、予定を消化したら自動的に結果が付いてくるとは思わないでください、とお伝えしたことがあります。
それはそうですよね、と今でも思います。
今週は受動態、来週は完了形を3日ずつと、関数と方程式も同じく3日ずつやって、これでそれまでまじめにやってきた子と同じレベルに追いつけますなんて、そんな簡単にできるものならだれも苦労なんかしません。
この夏の講習も、ですからそんな楽観的な、言葉を替えれば無責任な見通しを言うことはなく、あくまで現実を踏まえた見通しと計画途に基づいた夏期講習をしてきたつもりです。
それでも、例えば生徒個々人の学習能力や宿題の完遂度などといった要因とで、結果と予定とは少しずつ違いが生じてきます。
上に書いた「完全ではありません」というのは、まさにこの「少しずつのずれ」を指しますが、しかし誤解を恐れず言えば、これも予定の内で、これら夏休みが終わってからの勉強の仕方でいくらでもすれを修正し、学力向上を図れますので、心配は要りません。