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●《敦賀2号機の1基だけで、ほかの12基は認めた》…それだけ、「不適合」の敦賀原発2号機は酷いということ、何をダラダラ審査を続けてきたのか?

2024年11月30日 00時00分56秒 | Weblog

[↑ ※「地震列島の原発安全性に警告」(週刊金曜日 1457号、2024年01月26日号)]


(2024年11月17日[日])
核発電「寄生」委が初めて「規制」、漸く…でも、リプレースを進める気でしょうし、「寄生」委による「他の核発電所はOK、いくらオンボロでも」…それが許せない。
 《原子炉直下に活断層》のある《敦賀2号機の1基だけで、ほかの12基は認めた》…それだけ、「不適合」の敦賀原発2号機は酷いということ。なんといっても《原子炉直下に活断層》ですもの。何をダラダラ審査を続けてきたのか。《原子炉直下に活断層》です。《原電…必要な追加の断層調査をした上で、再稼働に向けた再申請に取り組む》って、まだ、やる気か? なぜか、青木美希さんのつぶやきをご覧ください。《大竹まこと電気料金が高いのはこういう理由もあったのか 動かない原発を支えるもの》。一方、《山中委員長「科学的、技術的な観点から厳正に判断」》したそうですが、《ほかの12基は認めた》ことは、「科学的、技術的な観点から厳正に判断」したのですか?

   『●三浦英之記者の質問「今でも『アンダーコントロール』だとお考えで
     しょうか」? アベ様のお答え「…その中で正確な発信をした…」!?
    「井上能行記者による、東京新聞のコラム【【私説・論説室から】現代版
     「水戸黄門」】
     https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2020030202000167.html
    《舞台は原子力規制委員会の審査会。黄門様は審査会の座長役を務める
     地質学者の石渡明・同委員会委員、助さん格さんは原子力規制庁の
     職員、悪徳商人(越後屋)の役回りは日本原子力発電(原電)だ。
     原電は敦賀原発2号機が地質学的な理由から廃炉の窮地に立たされて
     いて、その申し開きをしている》

   『●それでも原子力「規制」委員会ではなく「推進」委員会…委員長をはじめ、
     石渡明氏以外の他の委員の皆さんは「科学者」ではないし、「矜持」もなし
    《とはいえ、石渡氏によると再稼働を認めなかったのは
     敦賀2号機の1基だけで、ほかの12基は認めた。石渡氏は
     退任会見で「9基が審査中で、心残りはある」と話す》
    《原子力規制委員会の石渡(いしわたり)明委員(71)が18日、
     任期満了で退任した。石渡氏は、岸田政権が進めた原発の
     60年超運転を可能にする法改正に伴う規制制度の変更に際し、
     規制委の会合安全側への改変とはいえないなどとして
     最後まで反対日本原子力発電原電敦賀原発2号機の
     審査では、原子炉直下の活断層の存在を否定できないとして
     「再稼働不可の結論を導いた。(宮尾幹成)》

 荒井六貴宮尾幹成記者による、東京新聞の記事【敦賀原発2号機「不適合」、日本原電が再申請に意欲 「非常に多くの断層が存在し非常に難しい」と原子力規制委】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/366455)。《日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉直下に活断層がある可能性を否定できないとして、原子力規制委員会は13日、原電の再稼働に向けた申請が原発の新規制基準に適合としていないとする審査書を正式決定した。敦賀2号機は再稼働できなくなった新基準で不適合と判断された原発は初めて。8月に了承した審査書案に対するパブリックコメント(意見公募)には意見と見なせるものが67件寄せられ、結論に不満を示すものも含まれていたが、規制委はいずれも退けた。原電は決定を受け、必要な追加の断層調査をした上で、再稼働に向けた再申請に取り組むとするコメントを出した。(荒井六貴宮尾幹成)》

 青木美希さんのつぶやき:

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https://x.com/aokiaoki1111/status/1857235935089574262

青木美希 『なぜ日本は原発を止められないのか?』脱原発文学大賞受賞、5刷@aokiaoki1111

敦賀原発2号機が不合格になっても、電力会社が再審査を求めると言う限り、存続するのです。
動かない原発がなぜ存在し続けるのかというと、その維持費は東電や関電が払う、つまり私たちの電気料金で賄われるからです
原発って高いですね。本当に。

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保坂展人@hosakanobuto

"大竹まこと電気料金が高いのはこういう理由もあったのか動かない原発を支えるもの" - 文化放送 #SmartNews https://l.smartnews.com/m-GDPmk/SXnA4L 大竹「(基本料金の)1兆4000億円を、動かない原発に13年間払い続けてるってことだよねその原資はなんですか?

砂山アナ「(国民の)電気料金ですね

午前9:23  2024年11月15日
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午前10:35  2024年11月15日
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/366455

敦賀原発2号機「不適合」、日本原電が再申請に意欲 「非常に多くの断層が存在し非常に難しい」と原子力規制委
2024年11月13日 16時17分

 日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉直下に活断層がある可能性を否定できないとして、原子力規制委員会は13日、原電の再稼働に向けた申請が原発の新規制基準に適合としていないとする審査書を正式決定した。敦賀2号機は再稼働できなくなった。

     (日本原電敦賀原発1、2号機(手前)と3、4号機の予定地
      (右奥)=2024年7月13日、福井県敦賀市で(本社ヘリ
      「まなづる」から、木口慎子撮影))

 新基準で不適合と判断された原発は初めて。8月に了承した審査書案に対するパブリックコメント(意見公募)には意見と見なせるものが67件寄せられ、結論に不満を示すものも含まれていたが、規制委はいずれも退けた。

 原電は決定を受け、必要な追加の断層調査をした上で、再稼働に向けた再申請に取り組むとするコメントを出した。(荒井六貴宮尾幹成


◆山中委員長「科学的、技術的な観点から厳正に判断」

 東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえて2013年7月に施行された新基準の下では、これまでに再稼働に向けた申請が16原発27基から出され、規制委は10原発17基について適合と判断している。敦賀2号機は不適合とされた初のケースとなった。

     (敦賀原発2号機の再稼働を認めないことを正式決定した
      原子力規制委員会の会合=11月13日、東京都港区で
      (山下葉月撮影))

 13日午前の規制委の会合で、5人の委員の全員一致で「(新基準に)適合しているものとは認められない」とする審査書を決定した。

 山中伸介委員長は午後の記者会見で「許可申請について許可できないとの処分で、規制委員会が発足して初めてのもの。大きな判断ではあったと考えるが、科学的、技術的な観点から厳正に審査をして判断したという点においては、これまでの許可の判断と何ら変わるものではない」と強調。「本決定に技術的に何らの疑問を持つものではないし、委員の皆さま方もそのような観点からご判断いただいたものと考えている」………
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