神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

からす[6]

2019-07-03 20:21:18 | 短長編小説
"消えてゆく記憶
そんな中にまだ理性を失わず
あらがう主任


頭をかかえながら湖を眺めていた
そこへ他の人達が集まって来た

青年は
「釣りにいきますよ、行かないと夕飯はひっそな物になりそうですから、今日も大漁になるように、頑張りましょう」

業者B
「そう言えば主任は昨日釣りに行かなかったですよね、勿体ない、この湖には沢山獲物がいるから、釣ってて楽しいですよ」

業者A
「本当に凄いですよね、小者から大者、やっぱり美味しいのはメスですね、昨日の夕飯絶品でしたしね」

主任?
[彼らは一体何を言っているのか?]

とりあえず用意された小舟に乗り込む
小舟は湖の真ん中辺りへ到着

湖の水は本当に綺麗で
湖のずーっと奥深くまで見える

皆は釣りの用意をしているが
主任は湖のずーっと深い場所を見ていた

何故か解らない
悲しみと恐怖が胸をヨギル・・・?

主任
[この湖の底に微かに見える風景は、どの様に見方を変えても、普通の町だ、しかも人が普通に生活している様に見える、なぜ一般人が暮らす町並みが見えるのか?、他の者達は何も気に止める様子も無く、釣り糸を湖深く垂らし話を始めた]

青年
「やっぱりメスが良いですね、実(身)もやわらかく、程好く脂ものってるし」

業者A
「そうだな、特に幼子が旨いな」

業者B
「オスは実(身)より、筋が多いから美味しくないしね、何か他の料理法無いのかな?」

青年
「でも毎日湖の人にも飽きるし、野山をウロツク野生人肉でも狩りに行きますか?」

業者B
「それ、いい考えだな、じゃあ明日早速やるか?」


主任??
[狂ってる・コイツらは・嫌!!、
今居るこの世界が狂ってる・のか!?、早く抜け出さなければ・・・ドコ・か・ら・・・だァ~何!!]

心の中にある思いは
少しずつ確実に消滅して行く
今の自分に出来る事も限られる

まるで記憶の限界を指し示す
タイムリミットをあらわす時計・ドコへ・・向かう・・・の・か?

・・・・・ふたたび朝が訪れた
朝日が窓から射し込む

主任
[・ま・た・・日づけが変わった・のか・・・?、アノ声の主は・・俺以外の者達には、自分が見えると言っていたが、他の者達は本当にアイツを見ている・のか、他の者達は一体どのような形で、アイツを見ている・・・??!]

主任が考えている最中も時間は流れていた・・・・・・

・・・・ここは?!
森の中・・・なのか?!?

樹木や木の葉の間から光が射し込む
少し離れた場所には彼等も居た

主任は少し前(昨日)の話し・・・
[もし本当に野生の人間らしき者達が居たら、彼等は狩りをするのか、まさか人間を食べる・・・?]

???
【あんた本物のバカだな、湖の底には何が居た?、もうとっくに食べてるだろ!】

主任
[・・・ッ!、アレラ・ハ?!]
その時だった

主任の居る場所から左方向で何かが動いた

主任はびっくりして顔を向ける
・・・・・?
・・・・人ッ・・・かッ?!
野生人間・・・まさか本当に?!

そこに身を潜めて居たのは
まさしく裸の人間に見えた
だがシッポの様な物が見える

主任がボーっと見ていると
他の者達が気付き静かに主任の側へ集まりだした

青年
「見つけたなら、教えて下さいよ、逃したら今夜夕食無しですよ!」

業者B
「やっと獲物にありつけましたね、これで夕食確保ですね」

主任
[・・・コイツら本気・なのか?、アレはどう見てもシッポ以外は、普通の人間だろ!]

主任
「ちょっと待て!、皆冷静になって見てみろ!!」

主任の言葉は届かずすでに彼等は
野生人間を囲んでいた

主任が大声をだしたその時
時間が止まった!!

又だアイツか?
[でてコイ!、お前は一体俺達に何をさせたい、全てが間違っている、
隠れていないで出てコイ!]

すると主任の目の前に影が現れた
影はゆっくりと人型へと変わる

そこに姿を表したのは・・・!!!

[なぜ・だッァ~!!?!]


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーはい・・・続く~


ではまた・だね~👋👋👋



からす[5]

2019-07-03 08:54:47 | 短長編小説
"時間(とき)の螺旋

夢に落ちた登場人物達

夢の中で惨殺とも言える
飛び散る血の雨

「これは悪夢だ、夢の中だ!!、事実であるはずが無い・・・!」

だがドコか・・・血生臭い
まるでこの夢が現実の世界のように

危ない!!
主任は暴走者の前に要る人を見て
その人に覆い被さる

その行動に迷いは無く
無意識に他人を庇う

次の瞬間自分の背中が重く感じる
金属片と・・・突き刺さる感触

背中が熱い身体の中心核から
身体全体に広がる熱さ

自分に何が起こったのか?
解らぬママ後へ振り向く

見知らぬ男?主任に背を向け
走り去る瞬間に見えた片手には真っ赤なナイフ

瞬時に甦る湖の夕日
真っ赤な血の色に似た朱色の湖

コレを意味する物ならあの湖は・・・?

次の瞬間・・・又時間が動いた
これは本当に夢の中・・・なのか?

主任の意識が忘れろと言わんばかりの何に抵抗する

【何故お前は落ちない・・・落ちろ、落ちろ!!】


声が聞こえた・・・俺を何処へ落としたい!!

何処かへ落ちる理由も今の現状も
理解不明?!

でも主任の意志とは別に
何かが自分の意識を深海へと導く

落ち続ければ・・・俺は消える?

「いっイヤダ!、俺は落ちない!」

窓から朝日が射し込む日差しに導かれ目覚めた・・・・・?!

主任
「あッあ・さ・なのか?」
だが此処は自分の家では無い!
帰らなければ・・・ベッドから出て服をきがえ・・・・・?!

頭の中で準備を考え出すと同時に
全て終了してる

その瞬時に主任は朝日を受け
キラキラ輝く湖の湖畔に立っていた

・・・・が・・・・
夢は全て記憶から消えていた

我に返りただ湖を眺めていた
気が付いた時自分の横に
引っ越しを依頼した青年が居た

青年はボーッとしている様子で
少しづつ口を開き
「主任さん、この湖の底には、何が有るんでしょうね、此れだけ大きな湖だし、何か有っても不思議じゃ無いでしょ」

青年の横主任と反対側に引っ越し業者Bが
「あっ!!、そう言えば、昔何かの書物で読みました、電気を作るのに、幾つもの田舎の村がダムと言う物を作る為に、湖の中に封じ込められたって、でも・・・?、住んでた住民どうしたのかな?、やっぱり一緒に湖の中とか?、どう思います主任?、我々が暮らしていたドームを中心にしても、近くの住民全員移り住めませんしね?」

青年
「ですよね、なら役立たずな命は、役に立つため、湖の中が常識でしょうね!」

主任?
[コイツらは一体何を言ってるんだ、役立たずな命、ドームの中の暮らし?、意味が解らない?]

主任は常識はずれな二人の会話に入って行けず

意味の解らない二人の話を
ただ聞いているしかなかった

仕事終わったんだから・・・・
しご・・・とッて・・・何だ?

又だまた何かが頭の中で弾けた
・だ・から・・俺は・・・何か・・・た・いせ・つ・・・な?

頭がッ・・・うッ・痛・いッ!・・割れ・・る・ッ・・・!!?


運送屋A
「はいどうぞ、昼食終わったら、夕飯のオカズの魚、皆で湖に釣りに行きますからね、今日も大漁よろしく!!」


主任?
[また時間が飛んだ!朝から昼?、何故!時間が勝手に流れる、そう言えば?、不動産屋は何処だ?]


主任は皆に聞く
「あ~そう言えば、案内人の不動産屋は?何処に居るんだ?」

主任が不動産屋の事を口にした瞬間
頭に激痛が!!

主任以外のその場に居た人達の時間が止まって見えた?!

これは一体?
主任は思わず声をだして怒鳴る!!
「お前は誰だ!、俺に何を求める!、皆をどうするつもりだ!、隠れずに出て来い!!」

すると又あの声(???)が?
【隠れる?、何故私が隠れなくてはいけない?、私は隠れてなどいない
、ただお前が素直に記憶を消そうとしないから、私が見えていないだけだ、お前以外の他の者達は、すでに私を受け入れ、普通に私と会話をしている、何故お前は此所へ来た!、
なぜお前は私の言葉を受け入れない?、早く落ちろ!!】

主任
「他の者達には、お前が見えるのか?、見えないのは俺だけ?、此所は何処だ!、俺はただ・・・」

???
【ただ何だ、どうした忘れたか、忘れたなら何故、お前は落ちない、早く落ちろ、落ちろ、落ちろ!!】

主任
「いっ嫌だ!、俺は・帰・・る!」
[どこへ・・・?]

???
【もう無駄だ、お前には思い出せない、諦めて他の者達の様に早く落ちろ、落ちればお前は苦しむ事無く、
永遠の自由を手に入れる、さあ早く・お・ち・ろ・、ハハハハッ面白い!!】


主任はその言葉を遮る
「俺は絶対落ちない!!」


???
【・・・まあ良い、まだ時間は有る、だから私は時間(とき)を待つ、お前が目覚めるのをなッ】


部下B
「主任どうかしたんですか?」

主任
「えっ!何?」

部下A
「さっきから、声かけてるんですが?、食事口に合いませんか?」


主任は何も言わず
席を立ちテーブルから離れ
・・・・・湖へ向かう・・・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く~

ではまたね~~~👋




からす[4]

2019-07-03 08:54:14 | 短長編小説
"主任は湖を眺めていた・・・

他の者達は主任の居る周りで賑やかに笑ってる

ただひとり主任は
大切な何かが歪んでる・・・普通の日常に不可欠な何か?!

思い出そうとすれば
頭の中に真っ白な光景が広がり
まるで何かに記憶を消されていく様な違和感・・・・・!?

湖を眺め一瞬時間が止まったような感覚がよぎる
【忘れろ・・・!!】

次の瞬間テラスのテーブルに腰掛け
目の前に並ぶ料理を見ている?

主任[俺は今何をしていたんだ?]

一瞬の違和感・・・でも何が??
【違和感なんて必要無い!】

テラスから湖の方へ目を向けると
湖の向こうの山に夕日が沈みかけていた

湖は朱色に染まり血だまりのように見えた

主任はそれを見て
[どう言う事だ!・・先ほど・まで!・太陽?・・綺麗な・夕・日・・・だ]

【時間は必要ない!!、捨てろ!!】

考える間も無く次はベッドに横たわり天井を見つめていた
[何かを考える間もない]

時間が止まり・時間が進む・・・
瞬時に変わる記憶が消える!

自分が次はドコへ向かうのか?
とにかく思い出さなければ
途切れた記憶を繋ぎ合わせなければ
最後は自分が消える・・・

怖さを押さえもう一度初めから記憶を探る

最初に?いやッ違う!!
何か大切な事が抜け落ちている

そこからドコだ?!
ソノ・・・思い出さなければ

【時間の螺旋からでられないよ】

まるで時間(とき)の螺旋・・・?!
この空間に時間は存在するのか?
まるで誰かが時間を・・・操っている?

ここには時間そのものが存在しない
【正解、でもお前達には既に時間は無いんだよ!】

誰かが行きたい時間に時計を合わせそこへ向かう

だから時間が存在しない
誰だ・・・奴?・・・今ドコ!!
奴が時間をどうやって

バカな!!
人が時間を操る等あり得ない・・・

ならば今起こっている現象は?!

【現実だ!!】
頭の中に誰かの声が入って来た!

【全て現実だ!、現実を否定しているのはお前達だよ!】

「だッ誰だー!!」
主任は大声で叫んだ

部屋の中が・・・
家全体が静かだ人の気配は無い!!

まるで無だ・・・夢だ!!

嫌だ!・・・俺は・・・?
何が・・・嫌・なんだ?!

主任はそのまま深い眠りに落ちた


\\\\\\////////\\\\\\////////\\\\\/////\\\\\\

・・・~~→→・・・・・→→→~~~~キャー・・・・危ない?!!

バンッ!!!!
キ〰️〰️〰️!!!!!!

死ねば良い・・・・・
こんなクダラナイ世の中に生きる者達・・・皆・・・死ね!!

そうだ!!叫べ叫べ叫べ、
アハハハ!!ア〰️〰️ハハハーー
叫べグズども!!・・・・!!

死ね死ね死ねーーーもっともっと死ねーーーー

俺はお前達とは違う!!

真面目に働いた!
なのにアイツ等は何も解っていない

だから決めた!!!!
皆道連れだ!!・・・・!!!!

死ねーーー死ね死ねーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く~

ではまたね~\(__)
"

からす[3]

2019-07-02 15:23:38 | 短長編小説
"ひとりの青年のワガママから始まった[皆さん、誤解せずに真っ直ぐストレートに読んで下さい!]


地図に無い森の奥深くに有る一軒家への引っ越し

話の中の登場人物は
引っ越しを望む青年
引っ越し先を紹介した不動産屋
引っ越しの荷物を運ぶ三人の引っ越し業者

合わせて五人

たどり着いた場所は地図に無い
森の中に有るこじんまりとした古い洋館

山に囲まれたその場所には
家の敷地内から見える大きな湖が存在する

その場所は青々とした緑の木々に囲まれ自然がいっぱい

道案内をした不動産屋以外は皆
それらの光景を見て感動したはず

だが後ひとり運送屋の主任だけはこの場所を受け入れられずにいた

湖は太陽の光を浴び光輝く
水は透明で湖のずっと底まで見える
と誰かの話し声が聞こえてくる

確かに全てに非は無いこの場所だが・・・・・[心の何処かで違和感]

【消えろ!!】

主任は大切な何かが欠けているような気がしたが思い出せない

それが余計気になり・・・
自分達の本来の目的からズレている様な

【ふふふッ・消えろ・消えろ!!】

自分達は荷物を運ぶ引っ越し業者で
青年はココへ引っ越しを望み
自分と2名の部下は荷物を運んで来たはずだ・・・が?

青年と部下2名話しが・・・変?!
【変じゃないよ、それが普通だ!】

引っ越し業者の2名の部下は
何故か此処に住み付くような話しの受け答えを繰り返している

話は主任を無視して
明日からの毎日の過ごし方に変わっている

主任が何かを考えると時が・・・
【消えろ!消えろ!!】

時の中に有る記憶も・・・
だが主任もまだソノ事に気付いていない!!
【普通の日常なんかいらないんだよ!、全部消えろ!!】


湖のほとり三人の若者達が立ち並び
綺麗な湖を見て
今日はこの後何から始めるか相談中

少し離れた所でその様子を見ていた
主任は?

・・・・この後?
引っ越し荷物を運び入れる
【違うだろ】

後?・何がある・何をする?
我々の目的って確か・・・?

何かが頭の中で弾いた・・・?

頭の中で訳の解らない違和感を感じながらも・・・・
少しづつ確実に何かが消える

主任は・はッと思い振り向く
直ぐ後ろに居る不動産屋を見る

あれ!?
この人さっきはもっと後ろ
そう確か車の側に!?・・・車?

?何の車だ?何が無い?

いいや・・・ちがッ・ウソだろ
だって自分たちは・・・?

頭の中の言葉//何かが遮る//停止

主任は湖の側に居る
部下に話をする為に駆け出した

主任「おいッ!、お前達いつまでも何をしている!、早くしご・と?」
【消去!】

部下のAが
「どうかしましたか?、部屋割りも終わった事ですし、今日の食事、この湖で魚でも釣るって、どうですかねッ?」

全てが・・・・部屋・割り・・?

主任「何を・・言って、我々はココへ・・・(何)を?」

部下B「本当にいい所ですね、家の直ぐ前が湖って、最高ですよ」

(主任)・・家ッ・・・もっと後・・に・・?
振り向くと・・・家がソコに在る

解らない・・・なぜ?!
皆・・・何・・・違ッ・・・
「そうだな?、湖の魚・良いな」

【ふふッ・・・またひとつ・またひとつ消えた】

いつの間にか
家のウッドデッキに繋がる
小さな階段に腰を掛けていた

不動産屋は
ただこちらをじっと見ている

主任が首をかしげて
何かを思いだそうとしていたが

不動産屋は小声で
【まだだよ、まだまだ】

主任は
不動産屋の口元が動く様を見て

彼が呟いている様子に
見覚えが有る事を思いだしたが

確かあの時も・あの時・あの時・いつだ?・・・いつ?!

何が消える・・・メモ・・に・・
[忘れる・時が・える!]・・・違ッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く~

ではまたね~~~


"

からす[2]

2019-07-01 15:24:34 | 短長編小説
"運送業者の車は不動産屋に案内されるままに郊外へと誘導される

道は一本道ただひたすら真っ直ぐ走るだけ

走り続け道幅が狭くなりやがて
林道から山道へやがて森道へと向かう


運送屋主任はだんだん不安に成る
町に住む者はソノ町を出る事が無く

他の町に行くのも全て地下鉄
動く景色の移り変わりを見るのも初めての出来事だったからだ

今は町から出て一般道を使う者等イナイ

車も地下道を使い他の町へ行く
普通に一般道を使う者は余程の事情が有るか違反者ぐらいのモノだ

等と考えていると
車は森の奥深くへと景色が変わる

見渡す限りの樹木や草が覆い付くし
まだ昼間なのに周囲は薄暗く
夕方の様に思えてくる

随分走ったはずだが周囲の景色は森の奥へと進むだけ

こんな場所に家が有るのか?
考える事すら怖く成る

今一緒に居る者達はこの現状を変だと感じないのか?

その時不動産が遠く指さし
「あそこです・・・・」
そう言われ真っ直ぐ前を見る

運送業者主任は・・・?
「えッ?!、あそこって?ドコですか、私には何も・・・?!!」
その直後主任の言葉を遮る様に

業者Bが
「見えましたね、あの白い洋館ですか、中々良い場所じゃないですか」

不動産屋は黙っままうなづいた

主任はもう一度遠く前方を見た
すると確かに古風な洋館が建っているのが見えた
「後もう少しですね・・・」
の言葉と同時にもう一度前を見たが!!??

既に到着して車のエンジンも
止まっている状態だった
コレら全ての出来事に変だと思う者は誰もイナイ・・・・?!!

不動産屋が
「お疲れ様です、少し休憩してから、荷物運びいれましょうか」ッと言った瞬時に後ろから来ていた車が止まっていた

主任は・・・時間が消えたと感じた

それはまるで映像の様に余計な時間をカットしているかのようだった

だが誰もコノおかしな現象に気付いてイナイ・・・ようだった

あるいはカットされた時間が
頭の中でビデオの早送りの様に流されているのか?

なぜ誰も何の違和感もなく普通で居られるのだろうか?

運送屋主任には・・・不安の二文字だけが頭の中で交差する

それでも業者主任は何も分からない中で皆に言葉を合わせていた
「天気も良い、程よく風も流れてる、絶好の引っ越し日和ですね」

その時だった後ろに付いていた車が到着した

車から青年が降りて来て
「本当に最高の場所ですね、ここから僕等の第二の人生が、始まるんですね、 高くそびえ立つ山々や森に囲まれた自然の中、目の前には綺麗な湖、これ程素晴らしい場所はどこにも有りませんよ!」
青年はそう言いながら大きくの伸びをする

業者B・Cも共に
「 本当に、こんなに素晴らしい場所で我々の、第二の人生が過ごせるなんて、自分達は最高に、幸せ者ですね」と話ている・・・!!

業者主任はその時
頭の中に何かの引っ掛かりが有る事 に気付いた!?

でも自分は一体何に引っ掛かっているのか思い出せ無い・・・・?

自分は一体何を?
思いがコノ先へ進めない

その時他の皆は湖の方を目指し歩いてた

湖?有ったのか・・・?
たしかココに着いた時は・・・何だったのか・・・?

不動産屋は業者主任の後方に居た
主任は違和感を感じ振り向く

不動産屋は何も言わず無表情のまま主任を見た

そして小声で何かを呟く・・・「これが現実」・・・・

業者主任には聞こえなかったが
口元の動きが見えた・・・[不動産屋は何を・・・]
本人は気付いていないが
その瞬間思考が停止していた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く~

またね~~~👋


"