《クローズアップ・12.11》:ヒバクシャ、託す未来 ノーベル賞 核、タブーから廃絶へ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《クローズアップ・12.11》:ヒバクシャ、託す未来 ノーベル賞 核、タブーから廃絶へ
広島、長崎への原爆投下から80年になるのを前に、自らの凄絶(せいぜつ)な体験を証言しながら、核兵器の廃絶を訴えてきた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)にノーベル平和賞が10日贈られた。その称賛は被爆者の努力を次の世代につなぐ力になるのか。受賞は核を巡る厳しい世界の情勢にどんな影響を与えるのか。
「これからは、私たちがやってきた運動を、次の世代のみなさんが、工夫して築いていくことを期待している」。日本被団協の田中熙巳(てるみ)代表委員(92)が受賞演説に込めたのは、将来を担う世代への希望だ。
■この記事は有料記事です。残り3132文字(全文3383文字)
■続きは、会員登録後、お読み下さい。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【クローズアップ】 2024年12月11日 02:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます