路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳・02.14】:自民総裁選巡り相変わらずの派閥活動 それにしても党内保守系の動きの鈍さよ

2024-02-21 07:40:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政界地獄耳・02.14】:自民総裁選巡り相変わらずの派閥活動 それにしても党内保守系の動きの鈍さよ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・02.14】:自民総裁選巡り相変わらずの派閥活動 それにしても党内保守系の動きの鈍さよ 

 ★自民党各派閥は解散したものの、同様のメンバーで派閥の会合が開かれる木曜日に懇談会のような会合を持ち、情報交換に余念がない。つまり何も変わっておらず、派閥の政治団体を解散しただけで、金銭処理が不透明になっただけだ。いずれも派閥単位の動きを諦められないのは総裁選挙を半年後に控え、どういう選択肢があるか、それとも首相(党総裁)・岸田文雄の続投で行くべきかの判断が必要だからだ。

 ★既に経済安保相・高市早苗や元党総務会長・野田聖子など無派閥の議員が意欲を見せているが、不思議なのは党内保守系の動きの鈍さだ。ある自民党議員は「本来なら保守の名を借りて裏金づくりにいそしんでいた旧安倍派幹部たちは保守を名乗る資格すらない。ところが党内の保守派は沈黙を守っている。本来保守は伝統的な社会秩序を尊重するものだとすれば、保守の名を軽んじる彼らに強い怒りを感じるのではないのか」と党内の保守層がだらしないと不安がる。

 ★すると党内の保守系議連「日本の尊厳と国益を護る会」のメンバーが「着々と進めている」と真っ向から反対する。同会代表で参院議員・青山繁晴は昨年10月に次期総裁選挙出馬を宣言しているが8日に公開されたネット動画で「野心なき総理が誕生すべき」とし、総裁選で必要な20人の推薦人は「『国のため人のために働きたい』という気持ちを引き出せれば推薦人は集まる」と自信を見せ、党内浄化は可能という考えを示した。同会は「ただ一系の天皇陛下のご存在を護るために皇位継承を正しく安定させる」「中韓による国土の浸食を阻み、回復する」「主要国にあって日本にだけ欠けているスパイ防止法を制定する」を基本方針に19年に結成された議連。約100人が参加している。だがこんな政党飛び出して、他の保守系政党と糾合し真の保守政治を実現した方がより政策の実現性が高まるし、党を出ることで自民党がより古い体質の政党と位置付けられると思うが、保守政治家はそうは考えないものだろうか。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年02月14日  07:11:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【社説①】:裏金の実態解明 ... | トップ | 【毎日新聞 世論調査】:岸... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

【社説・解説・論説・コラム・連載】」カテゴリの最新記事