路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【産経抄・12.10】:けだもののような教員による「魂の殺人」

2024-12-10 05:03:30 | 【魂の殺人と呼ばれ、繰り返される性暴力の現状・ジャニーズ事務所が抱える性加害の闇

【産経抄・12.10】:けだもののような教員による「魂の殺人」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経抄・12.10】:けだもののような教員による「魂の殺人」

 小紙の女性記者が平成16年4月、社会面にある性的虐待事件を追った記事を連載した。被害者の女性は中学1年のころから、血のつながらない父親からセックスを強要されていた。家族を壊すのがいやで、母親に打ち明けなかった。

 ▼高校1年生のときに妊娠、中絶する。母親は告訴に踏み切った。鬼畜のような父親には裁判で懲役7年の判決が下された。その2か月後に被害女性は自殺する。17歳だった。母親は自分を責め続けた。「なぜ、気づいてあげられなかったのだろう」。

 ▼平成31年3月には性暴力事件の無罪判決が相次いだ。「魂の殺人」とも呼ばれる性犯罪に抗議する「フラワーデモ」が全国に広がった。なかでも注目されたのが、19歳の娘の意思に反して性行為をしたとして起訴された実の父親の事件である。名古屋地裁岡崎支部は、娘が抵抗困難だったとは認められない、と判断した。名古屋高裁はその判決を破棄して懲役10年を言い渡し、最高裁も被告側の上告を棄却して判決が確定している。

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 元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【産経抄】  2024年12月10日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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