路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【兵庫県】:「足を引っ張りやがって」斎藤元彦知事 PR会社社長の“戦略暴露“でピンチに…支持者も激怒「兵庫県民を舐めてる」

2024-11-26 09:00:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【兵庫県】:「足を引っ張りやがって」斎藤元彦知事 PR会社社長の“戦略暴露“でピンチに…支持者も激怒「兵庫県民を舐めてる」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:「足を引っ張りやがって」斎藤元彦知事 PR会社社長の“戦略暴露“でピンチに…支持者も激怒「兵庫県民を舐めてる」 

 失職後の出直し選挙で再選した兵庫県の斎藤元彦知事(47)。しかし、選挙活動をめぐり、「広報全般を任された」とネット上で広報戦略を公開したPR会社社長のコラムが大炎上となっている。

 波紋を呼ぶのは、兵庫県西宮市にあるPR会社「merchu」の代表を務める折田楓氏が11月20日、ブログサイトnoteで公開したコラム。

 
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(写真:折田楓氏のInstagramより)© 女性自身

 《今回広報全般を任せていただいていた立場として、まとめを残しておきたいと思います》として、プロフィール写真の撮影・キャッチコピーの一新、SNSアカウントの立ち上げほか、自身が監修者としてSNS運用などを手掛けたと明かしたのだ。

 コラムには同社のオフィスで打ち合わせする斎藤氏と折田氏らの写真を、当初《merchuオフィスで「#さいとう元知事がんばれ」大作戦を提案中》とのキャプションと共に掲載していたほか、資料の一部を公開。プレゼン資料のようなスライドの表紙画像には《兵庫県知事選挙に向けた広報戦略のご提案 #さいとう元知事がんばれ》と書かれていた。 

 さらに、《SNS運用フェーズ》という見出しが記載されたスライドには、10月1日~13日を「フェーズ1:種まき 立ち上げ・運用体制の整備」、10月14日~31日を「フェーズ2:育成 コンテンツ強化(質)」、11月1日~17日を「フェーズ3:収穫 コンテンツ強化(量)」と、3段階にわけた表のようなものが。この資料の下には《ご本人は私の提案を真剣に聞いてくださり、広報全般を任せていただくことになりました》と記されていた。(運用フェーズの資料・文言ともに現在は削除)

 また、注目を浴びたSNS運用については、《私が監修者として、運用戦略立案、アカウントの立ち上げ、プロフィール作成、コンテンツ企画、文章フォーマット設計、情報選定、校正・推敲フローの確立、ファクトチェック体制の強化、プライバシーへの配慮などを責任を持って行い、信頼できる少数精鋭のチームで協力しながら運用していました》とアピールしていた。

 しかし、総務省は一般論として「業者が主体的・裁量的に選挙運動の企画立案を行う場合には、当該業者は選挙運動の主体であると解されることから、当該業者への報酬支払いは買収となるおそれが高いと考えられます」としているため、公職選挙法に抵触するのではないかとの指摘が寄せられることになってしまったのだ。

 ■斎藤知事も釈明に追われることに

 自らの広報戦略によって斎藤氏をカムバックさせた”実績”をアピールすべく、こと細かく選挙戦の舞台裏を”暴露”した折田氏。しかし、この行動によって、かえって斎藤氏を窮地に立たせることに。

 斎藤知事は25日、都内で開かれた全国知事会の終了後に記者団に対し今回の件について公職選挙法違反になるようなことはない」と疑惑を否定。同社に70万円でポスター制作などを依頼したことは認めたが、SNS運用については「あくまで斎藤、斎藤事務所が主体的に行った」と説明した。また、折田氏が選挙カーに上がりライブ配信を行っていたことについては、「ボランティアとして個人で参加された」と主張。SNS戦略を《兵庫県にある会社が手掛けた》とアピールした折田氏と、ボランティア斎藤氏の主張は真っ向から食い違うこととなった。

 ■斎藤知事の支持者も怒り「手柄を独り占め」

 斎藤知事の当選のために”約1ヶ月半の四六時中スマホを握りしめて対応し続けた”という折田氏だが、このコラムを投稿したことで、斎藤知事の支持者たちからも非難が寄せられる事態に。

 「公職選挙法違反ではないかとの疑惑を自ら提供する形になってしまっただけに、”斎藤知事の足を引っ張るな!”と支持者の恨みは深いです。そもそもコラムの内容が公選法違反との疑惑を呼ぶ前から”手柄を独り占め”にしようとしている、との指摘が寄せられていました。

 今回、”ひとりぼっち”の斎藤知事を応援するために身近な人に投票を呼びかけたりSNSでアピールするなど、草の根的な活動をした有権者も多かった。そのため、斎藤知事の勝利は自分のおかげと言わんばかりのコラムの内容を不快だと思う人も多かったようです。さらに、SNS運用のフェーズを農作物の栽培のように例えたことで、有権者の一票を軽視しているように感じた人もいるようです」(全国紙記者)

 X上では、斎藤知事を指示する人々からも折田氏への批判が相次いでいる。

 《#折田楓 を許せない。私は斎藤氏の側近ではないし県民でもないが当選することに尽力した。献金もした。兵庫の知人に一人一人話をした。折田のnoteは「お前の行動は私が操ったからだ」と読み取れる。心底不快だ。私の行動は斎藤氏の発言を聞き、自発的に行ったものだ。協力した人全員を侮辱している》

 《手柄を独り占めしたいの?って感じですよね 良い人ぶりも作りました!って堂々と言っちゃってるし県民を種とか収穫とかいもほりのように言うなんて!》

 《折田さん「種まき、育成、収穫」って兵庫県民を舐めてるでしょ。ウチらは農作物じゃねーつーの!!》

 《斎藤さんの足を引っ張りやがって何を考えてんねや》

 コラムに《「広報」というお仕事の持つ底力、正しい情報を正しく発信し続けることの大変さや重要性について、少しでもご理解が深まるきっかけになれば幸いです》と綴っていた折田氏。今回の一件で、広報の重要さは多くの人に伝わったことだろう。

 元稿:光文社 主要出版物 週刊女性 社会 【話題・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触した疑い】  2024年11月26日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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