路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・11.26】:「いつかは本気出す石破」を国民はいつまで待つか

2024-11-29 07:40:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政界地獄耳・11.26】:「いつかは本気出す石破」を国民はいつまで待つか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・11.26】:「いつかは本気出す石破」を国民はいつまで待つか 

 ★23、24の両日、毎日新聞などが行った世論調査の石破内閣の支持率は、10月3日実施の前回調査(46%)より15ポイント減の31%になった。それでも国民は石破には歴代首相の中では極めて優しく接している。「辞任する必要はない」が43%で、「辞任すべきだ」(24%)を大きく上回った。国民も石破内閣の評価を思いあぐねているのではないか。ネットには外交マナーができていない、おにぎりの食べ方が…といった話題がおびただしく氾濫しているが、国会議事堂の議員食堂や国会内のコンビニで議員が好んで買い求める食事は、すし、カレーライス、おにぎりが圧倒的に多い。時間なく会議と会議の合間に資料を眺めながら、すぐに食べられることが重宝されている理由だろう。

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 キリスト教カルヴァン派のクリスチャンである石破茂首相。信仰が彼の政治手腕にどう作用するか(写真・JMPA)(東洋経済オンライン)

 ★好き嫌いが箸の上げ下げにまで言及されるのがいいのかどうかはわからないが、複雑な政治状況で首相になった石破に対して「まだ仕事をする状況に至っていない」「今後本来の石破らしさが発揮されるはず」などの淡い期待石破を切り捨ててはいけないという衝動につながるのか。先の総裁選挙に出馬した9人の候補者の中で英語が話せないのは石破だけだという指摘がある。一方、専門家たちは石破の強みはキリスト教プロテスタント・カルヴァン主義という。これは次期米大統領・ドナルド・トランプと同じ。今後はこれもネットの話題になりそうだ。

 ★ただ、石破は総裁選の時に発言していた政策で進み始めたのは防災庁の設置ぐらいで、アジア版NATO構想も東京と平壌に連絡事務所を設置する構想も封印している。無論、あまりに粗削りすぎて党内議論の手前の話だが、このまま消え去る運命なのかもしれない。「石破は英語ができるうんぬんでなく外交そのものの経験が薄い。党内でも仲がいい議員が少ないんだから各国首脳とのコミュニケーション、信頼関係など言うに及ばずだ。党内も霞が関も先が思いやられると思っているが、国民がどこまで『いつかは本気出す』石破を待ってくれるか」(ベテラン議員)。我慢の限界は近い。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません4。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年11月26日  07:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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