路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【速報】:2024年「今年の漢字」トップ20 京都・清水寺

2024-12-12 14:28:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【速報】:2024年「今年の漢字」トップ20 京都・清水寺

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【速報】:2024年「今年の漢字」トップ20 京都・清水寺 

 日本漢字能力検定協会は12日、2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」トップ20を発表した。京都市東山区の清水寺で森清範貫主が和紙(縦約1・5メートル、横約1・3メートル)に揮毫した。

【今年の漢字】揮毫された今年の漢字の「金」=12日午後、京都市東山区(渡辺大樹撮影)

 1995年に始まった今年の漢字は30周年を迎えた。協会のウェブサイトなどで全国から募集し、最多得票の漢字を選ぶ。年末の風物詩として人々に親しまれる行事となっている。

 ■2024年「今年の漢字」トップ20

順位 漢字 読み 票数
1位 キン・コン/かね・かな・こがね 12,148票(5.47%)
2位 サイ/わざわい 9,772票(4.40%)
3位 ショウ/かける・とぶ 7,487票(3.37%)
4位 シン/ふるう・ふるえる 7,427票(3.35%)
5位 シン/あたらしい・あらた・にい・さら 6,545票(2.95%)
6位 セン/えらぶ・える・よる・すぐる 6,071票(2.74%)
7位 ヘン/かわる・かえる 6,027票(2.72%)
8位 ショ/あつい 5,674票(2.56%)
9位 ガク・ラク・ゴウ・ギョウ/たのしい・たのしむ・かなでる・このむ 4,562票(2.06%)
10位 ベイ・マイ・メ/こめ・よね・メートル 4,335票(1.95%)
11位 ダイ・タイ・タ・ダ/おお・おおきい・おおいに 4,048票(1.82%)
12位 アン/やみ・くらい 3,939票(1.77%)
13位 コウ/たかい・たか・たかまる・たかめる 3,690票(1.66%)
14位 リ/うら・うち 2,905票(1.31%)
15位 セイ・ショウ/まつりごと 2,623票(1.18%)
16位 コウ/さいわい・さち・しあわせ・みゆき 2,224票(1.00%)
17位 ワ・オ・カ/やわらぐ・やわらげる・なごむ・なごやか・なぐ・あえる 1,799票(0.81%)
18位 ゼイ・セイ/みつぎ 1,785票(0.80%)
19位 アイ/めでる・おしむ・まな・かなしい・いとしい・うい 1,762票(0.79%)
20位 セン/いくさ・たたかう・おののく・そよぐ 1,666票(0.75%)

 

「今年の漢字」一覧
漢字 読み方・説明

2023

(ゼイ・セイ/みつぎ)

一年を通じて増税議論が活発に行われ、多くの国民が不安を感じた。所得税・住民税の「4万円の定額減税」が注目を集めた。このほか、インボイス制度やふるさと納税など税にまつわる話題が多かった。

2022

(セン/いくさ・たたかう・おののく・そよぐ)

ウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐミサイル発射などで戦争を意識した1年だった。円安や物価高、電力不足といった生活の中で起きる身近な戦いもあった。サッカーワールドカップでは日本代表が強豪国を撃破し、日本中が沸いた。

2021

(キン・コン/かね・かな・こがね)

コロナ禍で延期された東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が活躍し、多数の金メダルを獲得した。プロスポーツや将棋など、各界で数多くの金字塔が打ち立てられた。

2020

(ミツ・ビツ/ひそかに・こまかい)

新型コロナウイルス感染症が日本を含め世界的に流行し、人々の活動が制約された。大切な人との関係が密接になり、人とのつながりの大切さを再認識する機会となった。

2019

(レイ・リョウ/いいつけ・おさ・よい)

令和は初めて日本の古典を出典とする元号であり、日本の伝統文化を再認識する機会となった。法令改正による消費税増税、芸能界の不祥事など法令順守に対する意識も高まった。

2018

(サイ/わざわい)

全国的に自然災害の脅威を痛感した1年だった。全国的に防災意識が高まり、多くの人が自助共助の大切さを再認識した。コインチェック社の仮想通貨流出、スポーツ界のパワハラ問題、財務省の決裁文書改ざんが発覚した。

2017

(ホク/きた・にげる・そむく)

度重なる弾道ミサイルの発射や核実験の強行など、北朝鮮の動向に脅威と不安を感じた1年だった。九州北部では豪雨により甚大な被害が発生した。北海道でジャガイモの供給が滞り、ポテトチップスが一時販売休止となった。

2016

(キン・コン/かね・かな・こがね)

リオオリンピックで日本人選手が大活躍。金メダルラッシュで日本中が感動と興奮に包まれた。前東京都知事の政治資金問題、東京オリンピックの巨額経費問題など、政治とカネに絡む問題が次々と浮上した。

2015

(アン/やすい・やすんじる・いずくんぞ)

安全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの安全が揺らいだ。

2014

(ゼイ・セイ/みつぎ)

消費税率が17年ぶりに引き上げられた。増税を前に、消費財の買いだめや高額商品の駆け込み消費が増加した。税に関わる話題が政財界で多く取り沙汰された。

2013

(リン/わ)

2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市に東京が決定した。富士山が世界文化遺産に登録された。五輪招致や世界遺産登録に向け国民が団結し、多くの人が輪となって喜んだ。

2012

(キン・コン/かね・かな)

金環日食が932年ぶりに日本の広範囲で観測された。ロンドンオリンピックで日本が史上最多のメダル38個を獲得した。レスリングの吉田沙保里選手が国民栄誉賞、山中伸弥教授がiPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した。

2011

(ハン・バン/きずな・ほだす)

東日本大震災や台風による大雨被害が発生した。大規模な災害を経験し、家族や仲間などかけがえのない人との絆をあらためて知る1年となった。なでしこジャパンが女子ワールドカップで優勝した。

2010

(ショ/あつい)

記録的な猛暑日で熱中症にかかる人が続出した。暑さ対策の支出と野菜価格の高騰が消費者の生活を直撃した。酷暑の影響で魚介類が不漁となった。

2009

(シン/あたらしい・あらた・にい・さら)

自民党が衆院選で民主党に敗れた。鳩山由紀夫氏が首相に指名され、新内閣が誕生した。米国ではバラク・オバマ氏が新大統領び就任した。日米の新しい政治に大きな期待が寄せられた。

2008

(ヘン/かわる・かえる)

バラク・オバマ氏が米大統領選で当選し、米史上初となるアフリカ系の大統領が誕生した。サブプライムローン問題、リーマンブラザーズ倒産を発端に、世界経済が大きく揺れ動いた。

2007

(ギ/いつわる・にせ)

食肉や野菜の産地偽装、加工食品の原材料偽造、賞味期限改ざんが次々と発覚した。年金記録や政治活動費にも偽りが見つかった。

2006

(メイ・ミョウ/いのち)

秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまがご誕生。皇族の男子誕生は約41年ぶりで、日本中が祝福ムードに包まれた。

2005

(アイ)

紀宮さま(黒田清子さん)のご成婚をはじめ、純愛ブームや有名人の結婚ラッシュなど、愛を育む大切さを感じる1年だった。

2004

(サイ/わざわい)

台風、地震、豪雨、猛暑など天災が相次いだ。イラクでの人質殺害、美浜原発の蒸気噴出事故、自動車のリコール隠しなど、人災が多発した。

2003

(コ/とら)

長引く不況と暗い出来事で閉塞感に苛まれる中、阪神タイガースが18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした。「やればできる」と感動し、日本中が活気づいた。

2002

(キ/かえる・かえす)

日本経済がバブル以前の水準に戻ったほか、昔の歌や童謡のリバイバルが大ヒットするなど、回帰現象が起きた。拉致被害者5人が24年ぶりに帰国した。

2001

(セン/いくさ・たたかう)

米中枢同時多発テロが多くの人々に衝撃を与えた。リストラや失業、デフレ、狂牛病といった生活面での戦いも印象的だった。

2000

(キン・コン/かね・かな)

シドニーオリンピックとパラリンピックで多くの日本人選手が金メダルを獲得した。韓国・金大中氏と北朝鮮・金正日氏の首脳会談が実現した。

1999

(マツ・バツ/すえ)

「世紀末」、「世も末」として選ばれた。東海村の臨界事故、警察の不祥事、無差別殺人の多発、新幹線の安全神話の崩壊などが理由として挙がった。

1998

(ドク)

和歌山毒物カレー事件以来、全国で毒物混入事件が相次いだ。ダイオキシンや環境ホルモンによる環境汚染もあった。反町隆史さんの「POISON」がヒットした。

1997

(トウ/たおれる・たおす)

金融機関や大企業の倒産が相次いだ。神戸連続児童殺傷事件に列島が震撼した。ダイアナ元妃、マザーテレサ、鄧小平(とうしょうへい)氏が死去した。

1996

(ショク・ジキ/くう・くらう・たべる)

О-157集団食中毒や狂牛病が発生した。自治体の飲食接待による食糧費不正支出、税金と福祉を「食いもの」にした厚生省高級官僚の汚職事件もあった。

1995

(シン/ふるう・ふるえる)

阪神大震災が起きた。地下鉄サリン事件、金融機関の崩壊による経済不安、政治不信、毒グモ騒動を挙げる声が多かった。野茂英雄投手が米国大リーグで大活躍した。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース ライフ 【くらし・話題・2024年「今年の漢字」】  2024年12月12日  14:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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