
NC900 REパワーカーボンリムーバー と
NC202 コンプブースト っていう2種の製品を使用します。

プラグを抜いて、シリンダーに直接、カーボンリムーバー(泡状の洗浄剤です)を注入します。

注入後30分程したら、汚れた洗浄剤をポンプで吸い出します。

エンジンを掛けると、シリンダー内に残った洗浄剤が燃えて白煙を噴出します。

暫くすると、白煙が収まってきます。
そうすると次のステップに行く訳ですが、今度はNC202を各シリンダーに均等(概ね1シリンダーに10cc位です。本製品は60cc入りですので、GTRのRB26には丁度良いのです)に注入していきます。

注入後、手動でクランクを回してシリンダー内壁隅々に本製品を行き渡らせます。
注入が終わり、エンジンを掛けると・・・

先ほどのリムーバーの残りなどとは比べ物にならない位の白煙が・・・暫く暖機運転をしていると、この白煙も収まってきます。後は走りながら、完全に白煙が収まってくれれば完了です。工程をご覧頂けますとお分かり頂けるかと思いますが、RBのような直列エンジンは、比較的作業が楽に出来るのですが、NSXのV6だったり、ポルシェの水平対向だったりってなエンジンは、手探り状態での施行にならざるを得ないので、その作業は少々難儀なものになりますね。