今日のADVANCE

フルリフレッシュ③

エンジンの修復手段を検討する為に、損傷状況に関しましてチェックを進めているのですが、コンプレッション測定をしようとすると、フロント2番からLLCが噴出してきます!コンプレッションはそれなりに測れる状況ですので、逆に言うとG/K抜けだけでは済まないように思えます。恐らく過去のオーバーヒートが原因でシリンダーに亀裂が入っているんじゃないかと・・・


この画像では見にくいですかね、
丁度中心辺り(四角いステッカー)にプラグホールから噴出したLLCの水滴が付着しています


どうやらエンジンは、以前下取りしてあった物をベースに使って、リビルトエンジンを製作し、それを搭載するという策が賢明なようです。という訳で、作業が忙しくて、下取り後分解さえ出来ていなかったC30Aをばらし始めました・汗!




分解なったシリンダー、ヘッド、クランクシャフト等は加工屋さんに送り、修正・研磨等精密な加工をしてもらいます。


余談になりますが、この下取りエンジンの不具合の原因の一つは、このEXバルブの曲がりでした。

右から3番目のバルブが他とは少々違う角度に立っているのが見えるかと思います。バルブの曲がりにより、バルブガイドにも歪が出ていましたので、今回の加工では当然の事ながら、ガイドの入れ替えも行います。
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