本日、こちらのタイプS(オーナー兵庫県西宮在住のKNI様)が御入庫下さいました。以前に当社のボンネット&アクリルハッチ等々をご利用頂きましたお客様なのですが、今回はブレーキの大容量化(AP製キャリパー&ローター装着)並びに、FCon・VProを使っての制御系のセッティングをご依頼頂きました。
この車両はいわゆるLEV後の固体でして、排気系統にO2センサーが4ヶ使われております。サーキット走行専用車(ナンバーは付いておりますが、ローダーで搬入されました)ということで、今回は触媒レス・ストレートマフラーを使うということです。触媒を外してしまうと、当然のことながらそこに装着されていた、O2センサーの付くところが無くなってしまいますので、まずO2センサー装着用のアダプターを慎重に位置決めし、溶接して取り付けます。今回の排気系はNA2用純正EXマニ+NA1用ストレートマフラー。中間の長さの合わない部分は対応アダプターパイプを使ってありましたので、後々のことを考えて、このアダプターパイプに加工をすることにしました(位置的にもほぼ、触媒がいた場所に程近いですしね)
フロント側のパイプにセンサーアダプター溶接したところ
こちらがリヤ側のパイプに同じ加工をしたところです。
で、こんな感じでO2センサーを取り付けます。(リヤ側バンクです)
LEV前の車両(NA1/2共に)に関しましては、マニホールドに件のO2センサーを配し、触媒部分には『排気温センサー』という物が使われておりました。これは外しちゃおうが、ぶった切っちゃおうが、何しようがハッキリ言って何も制御系等に影響を及ぼすことはなかった(じゃぁ何のために付いてるんだ?)のですが、O2センサーは『こんなもん、外して放置しちゃって』なんていう暴挙に出ますと、メーター内のインジケーターは点灯するは、結果、燃調には影響が出てくるは状態でして、しかるべき手段で、元の位置(ほぼ元の位置!?)に戻してやる必要があるのです。
さぁ、この後はAP製ブレーキ装着に必須となる、フロントフェンダーの拡大(オーバーフェンダー装着)作業に向け、鈑金屋さんへ搬送です。
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