着信を見ると、アドバンスの古～くからのお客様でもあり、当店の看板全般をお願いしている看板屋さん（ちなみに店内にある、大きなＮＳＸの絵も彼が作ってくれた物なんです）のＩＮ君からでした。『モシモ～シ、社長、忙しいですか～』『忙しいよー！』『お願いだから、今日は暇だって言って下さ～い』どうしたのかと尋ねると『富士スピードウェイに居るんですけど、エンジンオイルがダダ漏れで油圧が０でして・・・』『つまり自走できない訳ね』『ハイ出来まっしぇ～ん、な訳なんでトラックで迎えに来て欲しいなぁ』
うーん、いつもアドバンスでお願いしている陸送屋さんのＹ一郎君は午前中アドバンスに居たのだけど『今日はこの後メチャメチャ忙しいんですぅ』って呻きながら帰っていったところだしなぁ・・・『分かった、俺が行くから、ちょっと待ってて』
ってなことでＴＭリペアーさんのローダーを強奪（お借り）して、スピードウェイのジムカーナコースまでひとっ走り
ＩＮ君大のお気に入りの４連スロットル/ＡＥ８６を積み込んだところで『ハイ、顔写真入りで行くよ』ってカメラ向けたら『自分で目線入れても良いですか？実は職人さん達には仕事やらせといて、自分だけ遊びに来ちゃってるんで、素顔晒すのはちょっとまずいんですけど・笑』って職人さん達はこんな目線入れたって分かるっての・爆笑。
話し変わりまして、先日大昔のレースビデオ（第２回日本グランプリなんて時代のね）を観ていたら、往年の名車達が３０度バンクを疾走しているシーンがたくさん出てきていまして。。。トラックを停めて、しばしこの風景に眺めいってしまいました。
伝説の富士３０度バンクです。位置的にはショートコースのすぐ上、レーシングコースの１コーナー奥になるのですが、現在では遊歩道が設置されていて、すぐ傍まで歩いて行けます。是非機会があったら覗いてみて下さい。その圧倒的な存在感に圧倒されますよ。
