ウチの息子は、自宅近くのGSでバイトをしているのですが、バイト中の息子から『父ちゃん、助けてあげて欲しいんだけど』ってな電話が来まして、話を聞くと息子のバイトするスタンドの目の前で、1台のローレルが不動状態に陥っているらしい。その彼は山梨から遊びに来ているそうで、近くに知り合いも居ないし、適当な修理工場の目星もない、途方に暮れながら目の前のスタンドに停まっているクルマを見ると『らしい雰囲気のシルビア』が・笑。『すいません、このシルビアのオーナーさんっていますか?』と言いながら入ってきた彼にスタンドの先輩が『彼のクルマですよ』とウチの坊主に向けて声を掛ける。『どこかこの近くで、直してくれるお店ないですかね?』ってことで、一番最初の『父ちゃん、助けてあげて・・・』となるわけです。先日のDRさんのNSXと同じようにドラシャが完全に粉砕しちゃっているみたいで、現地までローダーで引き上げに行くしかない状況のようなのですが、生憎といつものローダー屋さんはその日は、横浜近辺にいないことがわかっていましたので、チョイと困ってしまいました。
そこで思い出したのが、息子のバイト先にほど近い場所にある『WORKS』というショップさん。社長も古くからのアドバンス走行会ユーザーさんだし、チーフメカのISN君もかなり昔からの顔見知り。電話を掛け社長に状況を説明すると定休日だったのにもかかわらず『OK、じゃぁ今からすぐに引き上げに向っちゃいますわ』とご快諾頂きました。これは普段からの色々なお付き合いがあるからこその応答であったと思います。困っている若者を助けてあげることが出来たことも嬉しかったし、お休みの日だったにもかかわらず面倒なお願いに即応して下さった社長の意気にも大感謝でした。こういうことがあるとつくづく人は1人じゃ生きていけないんだよなぁ、様々な人と人とのふれあいが有ってこそなんだよなと改めて痛感いたします。昨今色々な人との係わり合いを疎ましがったり、良くも悪くもわが道を行く的な人が非常に多いようなのですが、私は『持つべきものは友』という言葉が頭の中を駆け巡ってしかたがありません。
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