今日のADVANCE

エンジン降ろしフルメンテ

サスペンションについてのお問い合わせに端を発し、色々とお話をさせて頂いておりましたHMさんから『この機会に、向こう10年間ノーメンテでいけるような整備をしたい!エンジン周辺のゴム部品を全て交換しちゃいたい!』というご依頼を頂きました。実はHMさんのNSX、平成3年型(一番個体数の多い年式ですよね)なんですけど、走行距離も4万キロ弱ですし、10数年の間HMさんに非常に丁寧に扱われてきており、なんせべらぼうに程度が良いんです。正に『経年劣化による消耗しかしていない』ようなクルマなんです。見た目だけではちょっと贅沢な整備になるのかもしれませんが、当初のHMさんの言葉通り『この機会』にメンテしておけば、文字通り『向こう10年間ノーメンテ』でいけますね!

早速エンジンを降ろし始めました






前記の通り、非常に程度の良い固体ではありますが、エンジンを単体でチェックしてみるとオイル漏れが発生していることがわかります。今回は程度の良さを過信して、経年劣化による不具合を看過することなく、バッチリと整備しましょうということです。
カムエンドシール・スプールバルブからのオイル漏れ




カムカバーパッキンからのオイル漏れ


ミッションを外して、クラッチを分解してみると・・・


※実はここまでは、10日の作業なんです。11日の走行準備で時間が無くなってしまい、今日のアップになっちゃいました。。
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