はてさて、何が（どんな状況が）出てくるのか、ドキドキしながらケースを外します。
ケースを外した状況で全体的に視認
ケース側も、問題点が無いかをチェック
３－４速のスリーブが完全に駄目になっています。でもこれは今回問題にしているＭ/Ｔの作動に関する不具合とは関係ないんです。走行中に『ここは駄目になっちゃってるなぁ』ということは分かっていましたんで・・と言いますか、不具合を負ったまま、無理をして走行を繰り返してしまった為に、壊してしまったと言えるものですから・・・
メイン・カウンター各シャフトを外して分解していきます。
とまぁ、今回の検証写真はここまででスミマセン。
結論から言いますと、ここ暫く『？？？』と感じていた、Ｍ/Ｔの不具合の原因は多分解明できたと思います。
今まで自分のＮＳＸを含め、相当な台数のＮＳＸのＭ/Ｔを扱ってきておりますが、今回のような症状は初めてですね。しかし、このトラブルの内容・原因を発見できたことで、また一つ、ＮＳＸの既往症（今後の）に対応することができる材料が増えました。
