先日、降ろして分解したAKBさんのエンジン部品群
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クランクシャフトが・・・
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当該位置のメタルが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ff/fee112bd4c288563070a4cf1f3859f91.jpg)
その削れたメタルはこんな姿になって・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d5/feb5a560730800674d120e1baf35fa74.jpg)
分りにくいでしょうか、鉄粉がオイルパンの左隅の方に
さてさて、こんな状態になってしまいましたエンジンなのですが、その修復手段はいくつかの方策が考えられるのですが
、
①中古エンジンを持ってきて載せ替える。
コスト的にはこれが一番安い。 けれどその中古エンジンの素性がどこまで・・・と言った疑念が残りますよね。
②新品部品をフルに揃えて、NEWエンジンを組み上げる!
コストを考えなければ、これがベストですよね!けれど200万円超の費用が必要になってまいります!?
③適宜な中古エンジンを入手して、そのエンジンにセミオーバーホール的な処置を施して(再生して)組み上げる。
ブローしたエンジンの部品の中で、再使用可能な部分(最近整備を行って、部品の新しいことが把握できている場合等)を判断して、中古エンジンの躯体部分に、ガスケット・パッキン類は新品を用意しつつ組み上げていく。この方法がコスト的にも割りと安価に出来るし、エンジンの中まで一通りチェックできるので、安心感も高いですね。
と言う訳で今回は③の手段を以って、ブローしたエンジンを復活させるべく作業を進めております。
AT・NSXから降ろしたエンジン
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カムシャフトはブローしたエンジンから取り外した物(MT用カムシャフト)を使う予定ですので、バルブスプリング交換を行なう必要性からヘッドを外します。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c7/b1b39f979c95179c0681994fdd9a2b4c.jpg)
このヘッドを分解洗浄し、バルブスプリング・ロストモーションスプリング等を新品にして、MT用のヘッドASSYを組み立てていきます。