先週末「造血幹細胞移植学会」が国際会議場で行われ、最終日は公開講座でした。
私は以前、この会議場でボランティアをしておりましたので懐かしい場所です。
今回は私の担当医もプレゼンターとして参加されていました。
テーマは「移植患者の就労問題」です。
まず、休職問題:
移植を要する白血病の治療は少なくても1年近くかかります。
非正規社員の休職期間がないことや
正規社員でも1年がぎりぎりで治療が延びれば退職も余儀なくされます。
次に、勤務問題:
寛解という状態になり、復職できたとしても
平日の通院や副作用による体力低下、合併症のため
以前と同じように要求されると
体力的、精神的プレッシャーで退職も考えざるを得なくなります。
かといってなかなか再就職は難しいものがあります
そのための就労支援:
最近になって、ガン患者が病気を持ちながら働ける支援措置もできつつあります。
企業と医療機関と行政が連携を組み、患者の就労をサポートするものです。
患者は自分の状態と意志を会社側に伝える。
会社は患者の以前の勤務状況などを医療機関に伝える。
医療機関は現在の患者の体力面の状況を会社に伝える。
よって復帰後、会社での配慮も得やすくなります。
行政がその連携を構築することが課題です。
また、ある医師からは「産業医の活用」を提案されました。
産業医は、社員のうつ病などには対処されているようですが
ガン患者の就労問題にはほとんど介入されていないのが現状だとか。。。
産業医も自分の仕事に加えて、兼務しているわけですし
いろんな病気の人のそれそれの立場を理解しサポートすることは大変なことです。
今は3人にひとりがガンになりえると言われています。
明日はわが身かもしれません。
経済的不安は最大の問題です。
ガンと付き合いながら働けるような社会になってほしいと願います。
最後は、移植を受けて再びソプラノ歌手に復帰された石栗須代さんの素敵なミニコンサートで終わりました。
私は以前、この会議場でボランティアをしておりましたので懐かしい場所です。
今回は私の担当医もプレゼンターとして参加されていました。
テーマは「移植患者の就労問題」です。
まず、休職問題:
移植を要する白血病の治療は少なくても1年近くかかります。
非正規社員の休職期間がないことや
正規社員でも1年がぎりぎりで治療が延びれば退職も余儀なくされます。
次に、勤務問題:
寛解という状態になり、復職できたとしても
平日の通院や副作用による体力低下、合併症のため
以前と同じように要求されると
体力的、精神的プレッシャーで退職も考えざるを得なくなります。
かといってなかなか再就職は難しいものがあります
そのための就労支援:
最近になって、ガン患者が病気を持ちながら働ける支援措置もできつつあります。
企業と医療機関と行政が連携を組み、患者の就労をサポートするものです。
患者は自分の状態と意志を会社側に伝える。
会社は患者の以前の勤務状況などを医療機関に伝える。
医療機関は現在の患者の体力面の状況を会社に伝える。
よって復帰後、会社での配慮も得やすくなります。
行政がその連携を構築することが課題です。
また、ある医師からは「産業医の活用」を提案されました。
産業医は、社員のうつ病などには対処されているようですが
ガン患者の就労問題にはほとんど介入されていないのが現状だとか。。。
産業医も自分の仕事に加えて、兼務しているわけですし
いろんな病気の人のそれそれの立場を理解しサポートすることは大変なことです。
今は3人にひとりがガンになりえると言われています。
明日はわが身かもしれません。
経済的不安は最大の問題です。
ガンと付き合いながら働けるような社会になってほしいと願います。
最後は、移植を受けて再びソプラノ歌手に復帰された石栗須代さんの素敵なミニコンサートで終わりました。