柿食えば鐘が鳴る也法隆寺

今年はまだ柿の季節がやって来てませんが、青柿などを眺めていると毎年正岡子規の有名な俳句が出てまいります。

ふと思い出したのが、以前に大学関連のお仕事で通った生田駅近くの柿の畑。



駅そばで必ず見かける畑なんですけど、この時期になるとよく実った柿がなりていたもんです。

柿が赤く実る頃になってくると大学では学園祭のシーズン。

秋から冬へと移ろいゆく頃のちょっとしたお祭り気分になる時期です。

10年ちょっと前くらいですかねぇ、荷物を担いで大学へとスーツで通っていたのは。

生田は当時住んでた家からもさほど遠くないし、わざわざ都内に行かないので通勤が楽でしたから、残業もなくとっとと帰ってたもんです。



帰りにちょっと立ち寄って一杯ひっかけてね(笑)

土曜の仕事帰りに、一杯やった後でもスーパーなどはまだ営業中ですから、そのまま買い物して夕飯作って自宅で食べたりしたもんです。

神奈川って案外と寒さが厳しかったりしますからね。

この時期くらいからおでんなどの温かいお惣菜を買って、晩酌のおつまみなんぞにしてました。

まだ若いからできてたんですけど、スーツ着て満員電車の通勤で不定期のシフト制ってよくまぁやってたなと。

しかも訳の分からない残業までしてってねぇ。

この頃には『仕事を変えなくては』『環境を変えなくては』と考えていた頃です。

その後に体調を崩して入院することになるのですが、予兆は感じていたのでしょうね、本能的に。

今年もそろそろ柿の季節がやってきます。

生田駅近くの柿もまた赤く実っていくことでしょう。

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公園で乾杯

2013年だったか、町田市にある鶴間公園で友人とブラブラ歩いておりました。







なんで歩いてるのかと問われても、さてねぇ。

付近のアウトレットに行って、そのまま歩いてたら鶴間公園を歩いてたって感じだったと思います。

ただブラブラ歩くってのも愉しいくらいにいい公園なんですよ、鶴間公園。

町田市って芹が谷公園もそうなんですけど、規模が大きくてロケとかに使われそうな公園があるんですね。















小一時間ほど歩き回り、喉も乾いてきたことだしということで東屋で乾杯。



恵比寿ビールが五臓六腑に沁みわたります。

友人とは駅で解散。

ただただ公園を歩き、ビール1本呑んで解散。

考えようによっては贅沢な休日の使い方です。

あの頃は現在なんて比較にならないくらいにストレスフルな環境で、やたらと忙しくしていた頃でしたから、こういうなにもしないってのは贅沢なことだったんです。

これで気分転換して翌日から再びストレスフルな環境へ戻っていく・・・。

報酬も低く、なんのために頑張ってるのかわけもわからない状態でしたけど、それもまた一つの経験と現在なら感じます。

やっぱ、疲れてたんだな。

『まほろ』行ってないなぁ

『まほろ』って街、ご存じですか？

町田市のことです。

以前に住んでた相模原市とはお隣の市。

お隣とはいえ、神奈川県と東京都との都県境なんです。

よく気分転換で歩き回っていたもんですが、たしかこの時は友人と一緒だった時です。

駅前の居酒屋でランチから一杯。





で、てくてくと歩いて大き目の公園でこれまた発泡酒片手に雑談してました。









本当にただただ駄弁っているだけ(笑)

生産性なんて何もありませんよ。

でもねぇ、そういうひとときってのが、なんともいい気分転換になってるんです。

発泡酒をグビグビと呑みながら、ぼつぼつと駄弁る。

笑いどころなんてもんはまったく考えない。

そうですねぇ、ラジオとか流していてもいいかもしれません。

当時、精神的にも肉体的にも疲れ切ってましたから、こういうことでもして気分転換しないとやってられないってのもありました。

気付いたら日が暮れてました。



まほろの夜はこれからなんですが、私はそのまま帰宅。

この時は自宅で一人晩酌。

いい気分転換になりました。

国道16号線

ふと、思い出すことがあります。

その思い出すことの一つがこちら。





国道16号線。

以前に住んでいた相模原を南北に貫く幹線道路です。

『相模原といえば16号、16号といえば渋滞』と連想ゲームのように出てきます(笑)

自宅近くの16号沿いにコンビニやBOOKOFFなど店舗が点在してましたので、買い物がてらに歩いたもんです。

歩道橋から観た街の風景がこちら。





ごくごく普通の住宅街。

でも、こういうのが妙に心に沁みるもんなんです。

住めば都とはよく言ったもんです。

住み始めた時はなんの愛着も感じなかったのに、いつのまにやら故郷のような感情すら抱いているのですから。

この日も16号は程よく渋滞してました。

渋滞が名物に感じると、渋滞していないのがレア。

渋滞しているのを見ると、『今日もいい感じで渋滞しているな』と思ってしまうのだから不思議なもんです。

また、行くかな。





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夜の中野2015

今回も過去の街歩きです。

2015年、当時仕事で夜22時までは仕事していた東京都中野区の中野のオフィス街。



『四季の森公園』という場所をいつも通ってましたが、日中はキッチンカーまで出て人でにぎわう場所も夜も22時を過ぎるとこのように静かな場所となりました。





冬場などはビル風も強いせいか誰もいません。



近くはキリンビールのオフィスもあるからか、スポーツバーなどもあって、暖かい時期ならばオープンテラスで呑んでる場面もありますが、さすがに冬はいません。

ここをてくてくと歩いて中野駅へ。

以前に中野駅北口にある居酒屋を見つけて、これがまた大学生が利用しそうな安い居酒屋だったんですけども、妙に落ち着けて呑んだことがあります。

さすがに22時過ぎに一人で中野周辺で呑もうとも思えないので、いつもまっすぐ駅へ。



あとは新宿経由で自宅へ帰宅のみ。

とっとと帰って酒呑んで寝るか。

そんなことをいつも考えながら帰っていた記憶があります。

中野界隈はそれ以前の仕事でも担当地区だったこともあり、現地調査などでよく通ってました。

法務局などの用事でたしか新人スタッフと一緒に廻って、中野駅北口近くのイタリアンのお店でランチを食べたことがあります。

あの時は呑兵衛のスタッフさんだったので、ワインを見つけて『今度は夜に来ましょう』とはしゃいでいたのが記憶に残ってます。

結局、夜のワインは一度も行けなかったんですけどね(笑)

あとは年末年越しライブを中野サンプラザで開催されていたのに参加して、駅近くの漫画喫茶で始発まで過ごしたこととか。

なんだかんだと思い出の多い街の一つです。

中野サンプラザも取り壊しになるしねぇ、また行ってみたいけども、なかなか身体の調子とか難しいなぁ。





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