スーツだろうがドレスだろうが、それは仕事によっては制服であり、作業着と同じなんです

世の中には様々な職業があります。

で、職業ごとに着用する服装ってのもまた異なります。

例えば、和風旅館やら料亭だと着物が制服やら作業着になりますし。

はたまたキャバクラなどではドレスが作業着にもなります。

私なんぞはサービス業がメインの仕事をしてましたが、その時は原則がスーツ着用です。



どんな山の中に行こうが、畑の中に行こうがスーツに革靴、そしてネクタイ。

私の場合はさすがにカラーワイシャツやボタンダウンを着用しましたが、基本的には紺スーツに白レギュラーワイシャツに地味なネクタイでした。

どんだけ大荷物を抱えて作業しようともスーツなんですからね(笑)

もうね、チノパンにポロシャツ、運動靴はおろかサンダルでいいんでないかい？と思える現場でもスーツ。

私の若い頃の上司が言っていた言葉があります。

『スーツだって所詮は作業着だから』

まさに慧眼です。

元々、力仕事に適す服装でもないスーツですが、それでもまぁまぁ耐久性はあります。

都内で仕事していた頃なんざ、力仕事しながらのスーツでしたから、現在はポロシャツに作業着やチノパンってのが本当に動きやすく感じます。

たまにスーツでもとは思いますけどね、でも現在の服装を味わうとそうそうは着れません(笑)

若い頃にたまたま現場で言われたんですよ、土木作業員の兄ちゃんたちに『スーツ着て現場仕事か、エライ人なんだなぁ』と。

でもね、スーツ着てようがエライわけでもありません。

スーツがたまたま作業着だったからなんですから(笑)

職業に貴賤なしならば、服装だって貴賤はありません。

どんな格好だろうと、ヤル奴はヤルんですから。

仕事ができる人間ってのは何を着ようが構いませんからね。

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