これから楽しむのは、ジャン・クロード・マルゴワールとラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ(王室大厩舎・王宮付楽団)による「フーガの技法」です。マルゴワールたちの録音(1993年)は、11人の奏者が13種の楽器をもちいてのもの。編成は、チェンバロの独奏から9種の楽器による全員、つまり最大11人によるアンサンブルまでと多彩です。
マルゴワールは、2018年4月14日に亡くなってるのですが、「ジャン・クロード・マルゴワールたちの『水上の音楽』」で紹介したように、バッハというよりヘンデルというイメージが個人的には強く、このブログでは追悼記事も掲載しませんでした。最近CDの整理をしていたさいに再発見したので、遅ればせながら追悼もかねてきくことにしました。なお、未完のフーガは未完のまま演奏されています。
13種の楽器は以下のとおりです。
- オーボエ
- オーボエ・ダモーレ
- オーボエ・ダ・カッチャ
- ファゴット
- ヴァイオリン
- ヴィオリーノ・ピッコロ
- ヴィオラ
- ヴィオラ・ダモーレ
- チェロ
- ヴィオロンチェロ・ピッコロ
- ヴィオラ・ダ・ガンバ
- コントラバス
- チェンバロ
CD : K617173(K617)