先週末に開催された阪神ジュベナイルフィリーズは
1着△アルマヴェローチェ 1分33秒4
2着△ビップデイジー 1.1/4馬身
3着○テリオスララ 1.3/4馬身
4着◎ショウナンザナドゥ アタマ
上記の着順に決まりました。しかも○◎は僅かアタマ差。これが△○◎か△◎○なら三連複の高配当をゲット出来たのに。
当レースは、例年開催される阪神競馬場が改修工事の為に、今年は京都開催となりました。同じ芝1600メートルでも、阪神と京都ではコース形態が大きく異なります。簡単に言うと、阪神はゴール前200メートル付近が一番低い、スタート地点より約2メートルも。私はこれを便宜上「谷」と表現しました。そこからゴールまで急な上り坂となります。先行馬はこの上り坂で失速し、差し馬に追い抜かれる事が多いのです。
それに対して、京都は3コーナーに高さ約4メートルの丘があり、そこから4コーナーまで下り坂が続き、ゴール前の直線は平坦です。先行馬は、この丘さえ越えれば、後はひたすら逃げるのみ。勝つ為には、差し切る瞬発力よりも長く走れるスタミナが要求される。だから、今回はこれまでのジンクスにはとらわれずに、京都向きの、持続力に秀でたスタミナ勝負に強い馬を中心に買い目を決めました。
でも、その一方で、GIレースという事もあり、軸馬には今まで通り王道ステップのアルテミスステークス組に厚い印を打ちました。
◎ショウナンザナドゥ(同レース3着)
▲ミストレス(同じく2着)
★ブラウンラチェット(同じく1着)
着順だけ見れば、同レース1着のブラウンラチェットが最強です。でも同馬は関東馬で、調教時ですら前走より10キロも馬体が減少している。その上、関西までの輸送で更に馬体が減る可能性がある。それならむしろ、大型馬のミストレスや、京都も連続好走したショウナンザナドゥの方が有望です。
しかし、如何に王道のステップレースと言えども、所詮は牝馬限定GⅢ。ショウナンザナドゥこそ4着に粘ったものの、それ以外は惨憺たる結果に。それとは対照的に、前走GⅢ札幌2歳ステークス(距離1800メートルの重馬場で牡馬も出走)を2着に好走した△アルマヴェローチェが、外を回して鮮やかな差し切り勝ちに。
でも、それ以外は新馬戦勝ち、馬体重480キロ超、距離短縮組(芝1800→1600メートル)、NF(ノーザンファーム)生産馬など私がマークした馬が結構来ています。印を打った馬が全て馬券内に入っているが、フォーメーションの組み合わせをミスってタテメで外してしまっただけで。
次のGIレース朝日杯フューチュリティステークスも、牡馬と牝馬の違いだけで、同じ2歳馬限定レースで、開催場所も同じ京都芝外回り1600メートル。次は必ず取ります!