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座敷童と桜花賞

2022年04月11日 22時01分30秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
4月10日(日)は競馬GIレースの桜花賞なので、ゲン担ぎに、また大阪・高石の座敷童の出ると噂のホテル・ステージに前日一泊しました。以前最初に泊まった時はオフシーズンの2月だったので素泊まり一泊3500円でしたが、今回は4000円。しかもトイレなしの部屋です(同じ階にある共同トイレを使用)。
 
しかし、トイレがない分、逆に広く使え、狭い部屋特有の圧迫感を感じなくて済みました。そして、フカフカのベッドに大浴場もあるので、自宅ワンルームのすのこベッドとユニットバスとは違い、ゆっくりくつろげました。
 
某心霊ユーチューバーが動画に載せた、勝手に後ろに倒れるお猿のぬいぐるみも、フロントから借りて部屋に飾りました。しかし、座敷童は今回も出ませんでした。お猿のぬいぐるみも心霊動画みたいに後ろにコテっとは倒れず、朝までびくともしませんでした。その代わり、大浴場には他の客は誰もおらず、事実上の貸切状態。夕方16時から朝9時まで入れるので、朝風呂も堪能出来ました。
 
 
競馬もまた外れました。桜花賞は前哨戦のチューリップ賞をメンバー最速の時計で勝った18番ナミュールと、前のGⅠレース・阪神ジュベナイルフィリーズ(以下JFと略す)を勝った16番サークルオブライフの2頭が人気を分け合っていました。しかし、それでもキャリアの浅い3歳牝馬同士のレースですから、何が起こるか分かりません。おまけに人気の2頭はそろって最も外側の8枠。その為、それ以外の馬も結構穴人気していました。
 
私は◎6番アルーリングウェイを本命にしました。前述の人気2頭も含め、他の多くの馬が牝馬限定レースしか走っていない中で、この馬は2走前の条件戦(万両賞)で、牡馬のマテンロウオリオン(後にGⅢ・シンザン記念1着、GⅡ・ニュージーランドトロフィー2着)にクビ差2着に迫る健闘を示し、前走のエルフィンステークスでは、マテンロウのシンザン記念勝ちタイムよりさらに1秒早い1分34秒ジャストをマークしていたからです。
 
そして、同じように別のオープン戦・GⅢで牡馬を制した〇1番ナムラクレアと、GI・阪神JF勝ち馬▲サークルオブライフを連軸の相手に選びました。この3頭は追い切り(レース前最後の調教)も良く見えましたので。その上で、内枠のナムラに、より厚い印を打ちました。
 
そして人気の★ナミュールも含めた阪神JF1~5着馬を△連下(2着・3着候補)に選び、少しでも的中確率を上げようと、3種類の馬券で勝負する事にしました。
 
◎ 3番アルーリングウェイ(牡馬と互角、好調教馬)
〇 1番ナムラクレア(同上+最内枠、フィリーズレビュー2着)
▲16番サークルオブライフ(阪神JF1着、チューリップ賞3着)
★18番ナミュール(同4着、チューリップ賞勝ち)
△ 6番ウォーターナビレラ(同3着、武豊騎乗)
△13番ラブリイユアアイズ(同2着)
 
馬券は◎の単勝1点に千円、◎〇▲★の馬連ボックス、◎〇から△の馬連流しに200円ずつ計10点、◎から他の全ての印の三連複フォーメーションに100円ずつ10点。購入金額は1000円×1+200円×10+100円×10=合計4000円。
 
しかし結果はかくのごとし。
 1着 8番 スターズオンアース 勝ちタイム1分32秒9 
 2着 6番△ウォーターナビレラ ハナ差
 3着 1番〇ナムラクレア 2分の1馬身差
 
 4着16番▲サークルオブライフ クビ差
 5着 6番 ピンハイ クビ差
 
 8着 3番◎アルーリングウェイ タイム1分33秒1(1着馬と0.2秒差)
10着18番★ナミュール タイム1分33秒2(同じく0.3秒差)
18着11番△ラブリイユアアイズ タイム1分34秒3(同じく1.4秒差)
 
タテ目に近い形で外してしまいました。少なくとも、◎アルーリングウェイの代わりに〇ナムラクレアを本命にして、馬連でなくワイドで買っていたら取れていました。しかし、私は〇ではなく、重賞勝ちの牡馬に肉薄したという理由だけで、大した決め手(ゴール前の瞬発力)もない◎を本命にしてしまいました。そして、32秒台の決め手を持つスターズオンアースを、前哨戦では格下のフェアリーステークス・クイーンカップでも2着敗退に終わったという理由で、無印にしてしまいました。
 
馬蹄形のコースで、ゴール前の直線が長く、ゴール手前には急な坂もある阪神芝1600メートルのコースでは、より短い距離で走れる内枠の馬が一般的に有利だと言われています。そして、ゴール前の直線と坂をしのげる決め手が必要です。この決め手は、単にレース最速の上りだけでなく、(ゴール前600メートル)32~33秒台の瞬発力が求められるのです。
 
1~3着馬とも、その両方の条件をクリアしていました。しかし、◎アルーリングウェイは、新馬戦こそレース最速の上りで勝っていますが、そのゴール前600メートルのタイムは34秒7で、32~33秒台をクリアしていません。競馬新聞の成績欄をもっとよく見るべきでした。
 
 
今週4月17日(日)には皐月賞があります。桜花賞(阪神芝1600メートル)が3歳牝馬限定のGIレースだったのに対し、皐月賞(中山芝2000メートル)は3歳牡馬限定のGIレースです。距離が400メートル延び、馬の負担重量も55キロから57キロに2キロ増えます。しかし、それ以外は、同じような条件で走ります。中山競馬場のコースも馬蹄形で、ゴール前に急な坂があります。但し、ゴール前の直線は阪神より短いですが。今度も決め手勝負のレースになるでしょう。今度こそ必ず取ります!

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