ブログ更新が滞り大変申し訳ない。実は私、ついこの間、バイト先で派遣社員から暴行を受ける破目に遭ったのです。所謂パワハラ(パワー・ハラスメント)です。この事については書こうかどうか迷いましたが、やっぱり書くことにします。
詳しい内容は、別掲の参考資料をご覧下さい。ここではまず事の顛末について簡単に説明します。
私の職場は某大手スーパーの物流センターで、私はそこの仕事をスーパーから委託されている業務請負会社のバイトです。私に暴行したヤツというのは、派遣会社A社から当該センターにスポットで働きに来ていた、森(仮名)という30歳ぐらいのやせぎすの背の高い男です。私が見た所では典型的な一匹狼タイプで、あまり誰とも喋らない(従って私とも今まで殆ど喋った事が無かった)人物です。但し、私が今の職場に異動になるずっと以前から、断続的に此処に派遣されてきていて、仕事も私の会社のベテラン・バイト並みにこなす、そういう人間でした。
問題の私へのパワー・ハラスメントが発生したのは、この5月24日の昼過ぎです。午後からの当日最終便の出荷作業に追われていた時に、森が運びたかったカゴ車の積載商品のチェックを私がやっていたのを捉えて、いきなり「お前、トロイ(鈍い)しムカつくんじゃよ」と、突っかかってきたのです。しかも、他にいつでも運び出せる、チェック済のカゴ車が何台もあったのにも関わらず。「トロイ」というのも全く事実無根。私がチェックしていた商品は、やっと前工程の作業者が仕分け終わり、それを最終便の荷出しに間に合わせる為に、ギリギリのタイミングで私がチェックを入れていたものです。
そこで私が「何じゃ、そのモノの言い方は!」みたいな感じで返すと(当然でしょう)、今度はまたいきなり「誰にモノを言うとんじゃ!」と掴み掛かってきたのです。その時は私の会社の社員さん(野崎さん、仮名)が止めに入り、かろうじて喧嘩にはなりませんでした。しかし、森はそれ以降もしつこく私の事を根に持ち、荷出し終了直後に私を呼び止め、無人の休憩室に連れ込みました。森に難癖を付けられる筋合いなぞ、これっぽっちも無かった私としては、いい加減疎ましく思いながらも、「まあ相手の言い分も聞いてやろう」ぐらいの気持ちで、奴の後について行きました。
それが、休憩室(上記写真参照)に入った途端に、いきなり森に羽交い絞めにされ、押し倒されて上から押さえつけられて、一体何が気に入らなかったのかも最後まで一切明らかにしないまま、「謝れ!謝らんと殺すぞ!」ですよ。顔に唾を吐き掛けられ、室内備付のパイプ椅子を上から振り下ろされながら。別の派遣会社B社の三木さん(仮名)が、室内の異常を察知して駆けつけてくれましたが、その人が止めに入ってくれなければ、私は危うく殺される所でした。
そこまでされながら、私はこんな所で殺されたのでは堪らないので、全く納得がいかないながらも、押え付けられながらも散々押し問答を繰返した挙句に、仕方なく一言「ゴメン」と言いました。謝らなければならない理由など何もわからないまま。すると相手はやがて私の身体から身を離して、「お前、俺はもうこれでこの職場には来ないけど、帰るまでこの事は誰にも喋るなよ。若し喋ったらその時は本当に殺すからな!」と捨て台詞を残して帰って行きました。(三木さんに既に現場を見られているのに、アホと違うか)
やがて三木さんの通報で、この職場内パワー・ハラスメントの一件が程なく明るみになります。職場のみんなも概して私に同情的でした。そりゃそうでしょう、私には謝るべき理由なぞ何も無いのですから。その中で不幸中の幸いだったのが、押え付けられただけで殴られはしなかったので、軽い擦過傷だけで済んだ事です。若しこれでパイプ椅子の先端で突き刺されて失明でもしていたら、一体どうなっていたか。ただ、そんな目に遭いながらも、私は思ったより冷静で居られました。それは殴られなかった事も然る事ながら、自分自身に後ろめたいものが何も無かったからに他なりません。
そして先述の野崎さんからまず事情を聞かれる事になったのですが、そこで野崎さんが言うには、「多分、森君は××さん(私の事です)に斯く斯く云々の事を言いたかったのではないか?」と、仕事の手順に関する事を挙げてきたのです。私はそれに対して、「そんなの理由になりません、若しそれが森の言い分だったとしても、それが正しいかどうかは全く別問題です」「そもそも、それ以前の問題として、相手のやった事はもはや単なる喧嘩ではなく、れっきとした暴行・傷害・脅迫罪で、もはや謝って済む程度の問題ではありません」と答えました。そりゃあそうでしょう、こんな事で殺されたのでは、堪ったものではありませんから。
また、野崎さんは「森はもう多分ここには来ないでしょう」と言っていましたが、「多分」なんかでは困るのです。常識的に考えれば、その通り翌日からもう来ないでしょうが、万が一という事もあります。若し、翌日もあのキチガイの森が何食わぬ顔で制服を着て、いつも通り仕事についていたら、私はその場で当日の就労を拒否し、その足で警察に被害届けを出すつもりでいました。
そういう事もあったので、ここは絶対に白黒をはっきりさせておかねばと思い、自ら進んで別掲の上申書をしたため、翌日に職場に提出したのです。いい加減な喧嘩両成敗でお茶を濁されたのでは、もう堪ったものではありませんから。
私がその上申書の中で、森をわざわざ「ブッシュ・金正日」にたとえてまで、その「天狗・お山の大将・ファシスト」ぶりを強調したのも、その為です。森がスポット派遣、方や私が業務請負会社のレギュラー・バイトという事で、その事でたとえ僅かでも森に同情が行く事も、私にとっては我慢なりませんでした。
若し彼が本当の弱者であるならば、「誰に向かって物を言うとんねや」とか「ちっこい(小さい)身体のくせしてチョコマカ動きやがって」という夜郎自大で差別的な発言なぞ、出てくる筈がありません。若し私が在日朝鮮人や身体障害者だったら、森は多分その事も論っていたであろう事は、容易に想像がつきます。
要するに、森も一種のアンクルトムなのでしょう。アンクルトムというのは、例えば右翼団体の構成員に未解放民や在日朝鮮人の方が意外と多いのに典型的に見られる様に、「差別から逃れる為に、自ら進んで差別する側に回る」という、倒錯した人間心理を揶揄した言葉です。今風に言えば、人材派遣会社ザ・アール社長の奥谷禮子なぞが、その典型です。「私は生理休暇も取らずに頑張ったから社長にまでなれたのだ、労基法なぞ必要ない!」というのが、彼の人たちの論理なのです。
ところが、「何か知らんけどウットウシイ、生け好かん奴」「内心密かにバカにしていた、未熟者の背の低い奴」が予想外の抵抗を示したので、「時給や待遇で差をつけられている日払いワーカーとしての惨めな現実」に引き戻される事になった森はパニックに陥り、「たとえ具体的な理由なぞ無くても、とにかく相手を平伏させて、サッパリした気持ちで此処を去りたい」という衝動に、瞬間的にとりつかれたのではないか。そうとでも考えなけば、今回の事は説明がつきません。
その上申書の末尾で私は、自分の勤めている業務請負会社に対して、最低限の要求として次の2点を出しました。(1)森が登録していた派遣会社A社担当者による私への謝罪と、(2)今後一切、森の派遣を受け入れない事。(1)については、逝かれた森には今更常識が通じるとは到底思えませんでしたので、それに代ってA社の担当者に謝罪を要求したのです。
この上申書は、予想以上の効果を発揮しました。事件発生翌日以降の数日間というもの、私は通常業務の合間を縫って、業務請負会社から今回の件に関して事情聴取を数回に渡って受ける事になるのですが、既にこの上申書を準備していたおかげで、説明に苦労せずに済みました。早速翌25日から本社の課長と次長が私から話を聞いていったのを皮切りに、26日の月曜日には要求通り先方の当該派遣会社A社の担当者も来て、上申書の内容に沿った方向での処理がされる事になったのですから。文書無しの口頭だけでは、こんなにスムーズには事が運ばなかったでしょう。
更に傑作だったのは、私が森を「ブッシュ・金正日」に例えたくだりで、26日にA社担当者を交えた席で、所長が「本当に森はこんな事を喚きながら、××さん(プレカリアート)に襲い掛かって来たのか?」「若しそれが本当なら、森は右翼団体の構成員か、ひょっとしたらシャブを打っていた可能性がある」と発言した事です。この「ブッシュ・金正日」のくだりは、あくまで私の比喩にしか過ぎないのに。
「右翼団体構成員」の可能性については、まず無いでしょう。そんなに政治的関心のある若者には見えません。ただ、最後の「シャブ」の可能性については、私には何とも言えません。有無を言わせずいきなりの暴行劇でしたし、その割には肝心の「暴行理由」を相手は殆ど明らかにせず、結局は一言「ゴメン」で終わっただけという、後味の悪さだけが残った「変な事件」でしたから。
私が上申書で要求した2点については、基本的にはそのどちらも通りました。A社担当者が改めて私に謝罪し、森の派遣登録抹消(懲戒解雇に相当)の措置が取られました。それと同時に、受け入れ側の私の会社としても、森にはずっと目を光らせておく事が確認されました。そして、私の方には一切何の落ち度も無い事も。
ただ、相手は日払いワーカー故に、完璧にはチェックし切れない事も言われました。派遣会社と日払いワーカーの契約はその日限りのものにしか過ぎず、履歴書でワーカーの人となりを把握している訳ではないので、極端な話、連絡がつかなくなったら、もうそれで終わり。そして現実問題として、二重派遣などの違法就労が現場で横行している以上、A社がいくら気をつけていたとしても、他の派遣会社を渡り歩いた挙句に、ピンチヒッターのそのまたピンチヒッターとして、こちら側のチェックをすり抜けて入り込まれる可能性も、全く無いわけではないのです。まあ、その可能性は、現実的には殆ど無いと思いますが。
また、プライベートでいつ何時鉢合わせになるかも知れません。それで、私の方にも、「森らしき人物を見かけた時には直ぐに会社に連絡をする様に」と依頼がありました。
そういう不本意な面も残しはしましたが、基本的には一応これで、とりあえずは落ち着く所に落ち着いたのでは、と思います。私の会社の方でも、「担当者による謝罪」と「森の永久追放」だけで私の気が治まるのであれば、下手に訴訟を起こされて大手スーパーとの業務委託契約まで打ち切られる様な破目になるよりは、よっぽどマシだと思ったのでしょう。
この記事は、当初は「モンスター・ワーカー」というタイトルでアップするつもりでした。学校現場で近年とみに問題になっているクレーマー保護者「モンスター・ペアレント」に引っ掛けて付けたタイトルです。しかし記事を書いているうちに、もっと本質的な部分が見えてきました。それが今のタイトルにある「階級連帯」の問題です。「モンスター・ペアレント」も学校教師も、広義には共に今の格差社会や差別・選別教育の犠牲者だという意味では、別に当初のタイトルでも良かったのですが、何かそれだけでは余りにも表面的過ぎるような気がしたので、今のタイトルに変更したのです。
共に非正規雇用のワーキングプアという点では、森も私も「搾取される側」の一員です。しかし、私が業務請負会社に直接雇用されている時給900円の常用バイトであるのに対し、森はそこに不定期に派遣されて来ている時給850円の日払いワーカーであるという意味では、森は「搾取される側」で私は「する側」です。その一方で、先輩バイトでありながら、後輩バイトに対して、ただ単に自分の意のままになる手足であるかの看做し、イチャモンとしか思えない理由や、身体・外見上の差別としか思えない理由で、アンクルトムの「お山の大将」として振舞う森は、私にとっては明確な「差別者・ファシスト」であるとも言えます。
ワーキングプア、労働者階級同士の連帯というのは、基本的には互いに対等平等の立場に立っている事が大前提です。どちらか一方による差別・被差別の関係を残したままでは、連帯なぞ出来ません。連帯は服従に非ず。況してや「差別者・ファシスト」とは、連帯なぞ出来る訳が無い。
詳しい内容は、別掲の参考資料をご覧下さい。ここではまず事の顛末について簡単に説明します。
私の職場は某大手スーパーの物流センターで、私はそこの仕事をスーパーから委託されている業務請負会社のバイトです。私に暴行したヤツというのは、派遣会社A社から当該センターにスポットで働きに来ていた、森(仮名)という30歳ぐらいのやせぎすの背の高い男です。私が見た所では典型的な一匹狼タイプで、あまり誰とも喋らない(従って私とも今まで殆ど喋った事が無かった)人物です。但し、私が今の職場に異動になるずっと以前から、断続的に此処に派遣されてきていて、仕事も私の会社のベテラン・バイト並みにこなす、そういう人間でした。
問題の私へのパワー・ハラスメントが発生したのは、この5月24日の昼過ぎです。午後からの当日最終便の出荷作業に追われていた時に、森が運びたかったカゴ車の積載商品のチェックを私がやっていたのを捉えて、いきなり「お前、トロイ(鈍い)しムカつくんじゃよ」と、突っかかってきたのです。しかも、他にいつでも運び出せる、チェック済のカゴ車が何台もあったのにも関わらず。「トロイ」というのも全く事実無根。私がチェックしていた商品は、やっと前工程の作業者が仕分け終わり、それを最終便の荷出しに間に合わせる為に、ギリギリのタイミングで私がチェックを入れていたものです。
そこで私が「何じゃ、そのモノの言い方は!」みたいな感じで返すと(当然でしょう)、今度はまたいきなり「誰にモノを言うとんじゃ!」と掴み掛かってきたのです。その時は私の会社の社員さん(野崎さん、仮名)が止めに入り、かろうじて喧嘩にはなりませんでした。しかし、森はそれ以降もしつこく私の事を根に持ち、荷出し終了直後に私を呼び止め、無人の休憩室に連れ込みました。森に難癖を付けられる筋合いなぞ、これっぽっちも無かった私としては、いい加減疎ましく思いながらも、「まあ相手の言い分も聞いてやろう」ぐらいの気持ちで、奴の後について行きました。
それが、休憩室(上記写真参照)に入った途端に、いきなり森に羽交い絞めにされ、押し倒されて上から押さえつけられて、一体何が気に入らなかったのかも最後まで一切明らかにしないまま、「謝れ!謝らんと殺すぞ!」ですよ。顔に唾を吐き掛けられ、室内備付のパイプ椅子を上から振り下ろされながら。別の派遣会社B社の三木さん(仮名)が、室内の異常を察知して駆けつけてくれましたが、その人が止めに入ってくれなければ、私は危うく殺される所でした。
そこまでされながら、私はこんな所で殺されたのでは堪らないので、全く納得がいかないながらも、押え付けられながらも散々押し問答を繰返した挙句に、仕方なく一言「ゴメン」と言いました。謝らなければならない理由など何もわからないまま。すると相手はやがて私の身体から身を離して、「お前、俺はもうこれでこの職場には来ないけど、帰るまでこの事は誰にも喋るなよ。若し喋ったらその時は本当に殺すからな!」と捨て台詞を残して帰って行きました。(三木さんに既に現場を見られているのに、アホと違うか)
やがて三木さんの通報で、この職場内パワー・ハラスメントの一件が程なく明るみになります。職場のみんなも概して私に同情的でした。そりゃそうでしょう、私には謝るべき理由なぞ何も無いのですから。その中で不幸中の幸いだったのが、押え付けられただけで殴られはしなかったので、軽い擦過傷だけで済んだ事です。若しこれでパイプ椅子の先端で突き刺されて失明でもしていたら、一体どうなっていたか。ただ、そんな目に遭いながらも、私は思ったより冷静で居られました。それは殴られなかった事も然る事ながら、自分自身に後ろめたいものが何も無かったからに他なりません。
そして先述の野崎さんからまず事情を聞かれる事になったのですが、そこで野崎さんが言うには、「多分、森君は××さん(私の事です)に斯く斯く云々の事を言いたかったのではないか?」と、仕事の手順に関する事を挙げてきたのです。私はそれに対して、「そんなの理由になりません、若しそれが森の言い分だったとしても、それが正しいかどうかは全く別問題です」「そもそも、それ以前の問題として、相手のやった事はもはや単なる喧嘩ではなく、れっきとした暴行・傷害・脅迫罪で、もはや謝って済む程度の問題ではありません」と答えました。そりゃあそうでしょう、こんな事で殺されたのでは、堪ったものではありませんから。
また、野崎さんは「森はもう多分ここには来ないでしょう」と言っていましたが、「多分」なんかでは困るのです。常識的に考えれば、その通り翌日からもう来ないでしょうが、万が一という事もあります。若し、翌日もあのキチガイの森が何食わぬ顔で制服を着て、いつも通り仕事についていたら、私はその場で当日の就労を拒否し、その足で警察に被害届けを出すつもりでいました。
そういう事もあったので、ここは絶対に白黒をはっきりさせておかねばと思い、自ら進んで別掲の上申書をしたため、翌日に職場に提出したのです。いい加減な喧嘩両成敗でお茶を濁されたのでは、もう堪ったものではありませんから。
私がその上申書の中で、森をわざわざ「ブッシュ・金正日」にたとえてまで、その「天狗・お山の大将・ファシスト」ぶりを強調したのも、その為です。森がスポット派遣、方や私が業務請負会社のレギュラー・バイトという事で、その事でたとえ僅かでも森に同情が行く事も、私にとっては我慢なりませんでした。
若し彼が本当の弱者であるならば、「誰に向かって物を言うとんねや」とか「ちっこい(小さい)身体のくせしてチョコマカ動きやがって」という夜郎自大で差別的な発言なぞ、出てくる筈がありません。若し私が在日朝鮮人や身体障害者だったら、森は多分その事も論っていたであろう事は、容易に想像がつきます。
要するに、森も一種のアンクルトムなのでしょう。アンクルトムというのは、例えば右翼団体の構成員に未解放民や在日朝鮮人の方が意外と多いのに典型的に見られる様に、「差別から逃れる為に、自ら進んで差別する側に回る」という、倒錯した人間心理を揶揄した言葉です。今風に言えば、人材派遣会社ザ・アール社長の奥谷禮子なぞが、その典型です。「私は生理休暇も取らずに頑張ったから社長にまでなれたのだ、労基法なぞ必要ない!」というのが、彼の人たちの論理なのです。
ところが、「何か知らんけどウットウシイ、生け好かん奴」「内心密かにバカにしていた、未熟者の背の低い奴」が予想外の抵抗を示したので、「時給や待遇で差をつけられている日払いワーカーとしての惨めな現実」に引き戻される事になった森はパニックに陥り、「たとえ具体的な理由なぞ無くても、とにかく相手を平伏させて、サッパリした気持ちで此処を去りたい」という衝動に、瞬間的にとりつかれたのではないか。そうとでも考えなけば、今回の事は説明がつきません。
その上申書の末尾で私は、自分の勤めている業務請負会社に対して、最低限の要求として次の2点を出しました。(1)森が登録していた派遣会社A社担当者による私への謝罪と、(2)今後一切、森の派遣を受け入れない事。(1)については、逝かれた森には今更常識が通じるとは到底思えませんでしたので、それに代ってA社の担当者に謝罪を要求したのです。
この上申書は、予想以上の効果を発揮しました。事件発生翌日以降の数日間というもの、私は通常業務の合間を縫って、業務請負会社から今回の件に関して事情聴取を数回に渡って受ける事になるのですが、既にこの上申書を準備していたおかげで、説明に苦労せずに済みました。早速翌25日から本社の課長と次長が私から話を聞いていったのを皮切りに、26日の月曜日には要求通り先方の当該派遣会社A社の担当者も来て、上申書の内容に沿った方向での処理がされる事になったのですから。文書無しの口頭だけでは、こんなにスムーズには事が運ばなかったでしょう。
更に傑作だったのは、私が森を「ブッシュ・金正日」に例えたくだりで、26日にA社担当者を交えた席で、所長が「本当に森はこんな事を喚きながら、××さん(プレカリアート)に襲い掛かって来たのか?」「若しそれが本当なら、森は右翼団体の構成員か、ひょっとしたらシャブを打っていた可能性がある」と発言した事です。この「ブッシュ・金正日」のくだりは、あくまで私の比喩にしか過ぎないのに。
「右翼団体構成員」の可能性については、まず無いでしょう。そんなに政治的関心のある若者には見えません。ただ、最後の「シャブ」の可能性については、私には何とも言えません。有無を言わせずいきなりの暴行劇でしたし、その割には肝心の「暴行理由」を相手は殆ど明らかにせず、結局は一言「ゴメン」で終わっただけという、後味の悪さだけが残った「変な事件」でしたから。
私が上申書で要求した2点については、基本的にはそのどちらも通りました。A社担当者が改めて私に謝罪し、森の派遣登録抹消(懲戒解雇に相当)の措置が取られました。それと同時に、受け入れ側の私の会社としても、森にはずっと目を光らせておく事が確認されました。そして、私の方には一切何の落ち度も無い事も。
ただ、相手は日払いワーカー故に、完璧にはチェックし切れない事も言われました。派遣会社と日払いワーカーの契約はその日限りのものにしか過ぎず、履歴書でワーカーの人となりを把握している訳ではないので、極端な話、連絡がつかなくなったら、もうそれで終わり。そして現実問題として、二重派遣などの違法就労が現場で横行している以上、A社がいくら気をつけていたとしても、他の派遣会社を渡り歩いた挙句に、ピンチヒッターのそのまたピンチヒッターとして、こちら側のチェックをすり抜けて入り込まれる可能性も、全く無いわけではないのです。まあ、その可能性は、現実的には殆ど無いと思いますが。
また、プライベートでいつ何時鉢合わせになるかも知れません。それで、私の方にも、「森らしき人物を見かけた時には直ぐに会社に連絡をする様に」と依頼がありました。
そういう不本意な面も残しはしましたが、基本的には一応これで、とりあえずは落ち着く所に落ち着いたのでは、と思います。私の会社の方でも、「担当者による謝罪」と「森の永久追放」だけで私の気が治まるのであれば、下手に訴訟を起こされて大手スーパーとの業務委託契約まで打ち切られる様な破目になるよりは、よっぽどマシだと思ったのでしょう。
この記事は、当初は「モンスター・ワーカー」というタイトルでアップするつもりでした。学校現場で近年とみに問題になっているクレーマー保護者「モンスター・ペアレント」に引っ掛けて付けたタイトルです。しかし記事を書いているうちに、もっと本質的な部分が見えてきました。それが今のタイトルにある「階級連帯」の問題です。「モンスター・ペアレント」も学校教師も、広義には共に今の格差社会や差別・選別教育の犠牲者だという意味では、別に当初のタイトルでも良かったのですが、何かそれだけでは余りにも表面的過ぎるような気がしたので、今のタイトルに変更したのです。
共に非正規雇用のワーキングプアという点では、森も私も「搾取される側」の一員です。しかし、私が業務請負会社に直接雇用されている時給900円の常用バイトであるのに対し、森はそこに不定期に派遣されて来ている時給850円の日払いワーカーであるという意味では、森は「搾取される側」で私は「する側」です。その一方で、先輩バイトでありながら、後輩バイトに対して、ただ単に自分の意のままになる手足であるかの看做し、イチャモンとしか思えない理由や、身体・外見上の差別としか思えない理由で、アンクルトムの「お山の大将」として振舞う森は、私にとっては明確な「差別者・ファシスト」であるとも言えます。
ワーキングプア、労働者階級同士の連帯というのは、基本的には互いに対等平等の立場に立っている事が大前提です。どちらか一方による差別・被差別の関係を残したままでは、連帯なぞ出来ません。連帯は服従に非ず。況してや「差別者・ファシスト」とは、連帯なぞ出来る訳が無い。
相当立腹して書かれたようで、説明がいまいちでしたが、私が理解したところでは、簡単に言うと、あなたは派遣会社の常用アルバイト、森は日雇いの臨時アルバイトという身分ということですね。それですと森の方があなたより先輩だとも思えませんし、年齢からしても森はあなたよりずっと下になりはしませんか?
いずれにしても、読んだ限りではあなたに非は微塵もない。ただ、森を「ブッシュ・金正日」とか「ファシスト」とか「アンクルトム」などと比喩しなくてもよろしいように思いますが・・。特にアンクルトムではアンクルトムズ・キャビンという黒人奴隷の悲惨な生涯を描いた小説の主人公に対する冒涜になりはしないかと思うのですが・・。まあ、森は、ある種の暴力的異常性格の人物ですね。本当にシャブやっているかもしれません。最近こういういかれた人間が多いですね。でも、不幸中の幸いでした。
それにしても、なぜ同じような事件がプレカリアートさん(旧名:社会主義者さん)の身に起こるのでしょうか。いや、あなたにも問題があるなどと言いたいのではありませんから誤解しないでください。森のような異常性格者がいるような、殺伐とした職場環境なのでしょうか。事件現場となった「某大手スーパー」は、派遣会社の社員同士がどうなろうと関知しないことなのでしょうか。時代遅れになってしまったせいか、私には、どうもこのあたりが分かりかねています。
余談:最近、父が亡くなりました。(四十九日は過ぎました。)それで、「棄民医療制度の冷酷」に関して、体験談などお話したいことがあります。その内、コメントさせてください。
実は昨日辺りからパソコンの調子がおかしくて、今までノートンのウィルス駆除ソフトを使って対応していたのです。基本的には自動プログラムなので、その間私は寝ていましたが。それで先ほどパソコンの画面を見て、一応駆除された事を確認出来ました。だからこんな時間にレスが出来るのです。今の勤務は早朝5時半起きなので、普段はこんな時間にはレス出来ません。
とりあえず前回の事件(経過に付いては旧掲示板過去ログのどこかにアップされていると思います)との比較についてだけ。
前回の事件も、イチャモンとしか思えないような難癖を付けて私を攻撃したつもりが、自分に跳ね返ってきてイチャモン付けた方が退職に追い込まれた、という内容でしたね。今回と共通するのは、相手が共に自己中心的な性格の人物(所謂「夜郎自大、お山の大将」)だという事です。「俺の方が仕事がずっと出来るのに、何故コイツ(私の事)の方の言い分が通ってしまうのか」という事で、イチャモンを付けてくる。
当時それに関して、「私の方にも問題があるのではないか?」という議論が一部に出ましたが、私は「それは違う」と断言出来ます。何故なら、その時の事例でも、そのイチャモン付けは私を狙う前に、ある新人バイトに難癖を付けて、その新人バイトを自主退職に追い込んでいたからです。この事実は後になって判明しました。それで次の鬱憤晴らしの対象に私を選んで、返り討ちに遭ってしまったのです。
ただ、前回のこの時は、暴行と同時に会話も二言三言交わして、当時居た会社の社員も交えて話し合いも持てて、相手の言い分らしき事も聞けていますし、私に手を出してしまった事については、相手から謝罪を取る事も出来ています。そして何よりも、「殺すぞ!」という様な事は、相手もそこまでは言わなかった。これが大きな違いです。
単なるトバッチリとは言え、何故二度も同じ様な目に遭うのか。それに対するある知人の意見。それは、「私が背が低い(身長155センチ前後)事が関係しているのでは?」というものです。外見だけで「組し易い」と思われ、その分損しているのでは、というものです。
そして、「長いものに巻かれろ」や「触らぬ神に祟り無し」でお茶を濁そうとする他のB層たちと違って、私に対しては、「自分の我儘ぶりに対して、いつか何か言って来そうだ」というのを、敏感に察知してしまうのではないか。「一見すればさも組し易そうな」外見と、その割には「簡単には屈服されず、いつか自分に歯向かってくるかも知れない」という警戒感を、相手に抱かせてしまうのでは。ジコチュー者の本能がそれを敏感に感じ取り、「それなら先に先手をとって黙らせてしまえ」という行動に駆り立てるのではないか、という見立てです。
何か、損しているのか得しているのか、自分でもよく分からない見立てですが、そういう意見もありました。ぼんくらおじさんは、どう思われます?
お疲れさんです。
普通のバカならお互い様っていう気もしますが、限度を超えたバカって実在しますからねぇ。
困ったもんです。
パワハラの被害に遭ったら、加害者を相手取って裁判を起こすのもいいけど、加害者への不当な復讐に走るのではなく上申書を提出する、というやり方も今回勉強になりました。
これからのプレカリアートさんの健勝健闘を祈ります。
~たしかな野党 支え続けて 上げ潮めざす!~
ここではまず、ぼんくらおじさんが「分かり難い」と仰っていた標記の内容について、私なりに説明を試みてみました。但し、話を分かり易くする為に、敢えて大雑把な説明にしています。
●雇用の重層構造、派遣と請負の違いについて
(a)大手スーパー(業務委託元企業)
(b)業務請負会社
業務委託元の(a)から仕事を部門単位で請負う。
(a)の施設に社員を常駐させ、自前の事務所も持つ。
バイトを専属で雇って業務を指示する。
野崎さんは(b)の社員で、私は其処のバイト。
(c)派遣会社
(a)や(b)からの要請に応じて、人を(b)に派遣する。
人を派遣するのみで、自らは業務指示には携わらない。→これが(b)の業務請負会社との大きな違い(但し、下記の偽装請負の例もあるので、注意を要する)。
大きな施設ともなれば複数の派遣会社から人が来る。
森や三木さんは、この(c)に雇われた人たちです。
●常用派遣と登録型(日払い・スポット)派遣の違いについて
また、(c)の派遣会社に雇われた人たちは、働かされ方によっても、常用派遣と登録型(日払い・スポット)派遣の2つに大きく分けられます。
常用派遣というのは、TVドラマ「ハケンの品格」の主人公のように、派遣先が固定されている場合。それに対して登録型派遣というのは、先に名前だけ会社に登録して、仕事がある時だけ会社から派遣先の仕事を紹介されて働く働き方です。
低賃金・不安定雇用の最底辺に位置付けられているのが、この最後の登録型(日払い・スポット)派遣です。
だから、(b)のベテラン・バイト並みに仕事をこなしていた森が、いつまでも(c)の日払いワーカーに甘んじていた事自体が、本来おかしな話なのです。事実、野崎さんが森に、(b)への移籍話を持ちかけている場面も、今まで目にしました。しかし、その時は、何故か森の方から野崎さんの申し出を断っていた様に思います。
●偽装請負
斯様に、派遣と請負(業務請負)とは似て非なるものです。しかし、派遣会社の中には、実際は派遣(人を紹介するのみ)であるにも関わらず、さも業務請負会社(一部門の業務全体を任されている)であるかの様に装う「偽装請負」会社も少なくないので、注意が必要です。
何故こんな事が横行するかというと、派遣では3年経てば派遣労働者に直接(正社員)雇用の申し出をしなければならなくなるからです(以上、派遣労働法の規定に因る)。それが嫌さに、こういう「会社偽装」が蔓延るのです。
(1) あの悪徳派遣会社に雇われていた。
森を雇っていたのが、何を隠そう、過日のエントリー「スポット派遣の残酷」で取り上げた、あの悪徳派遣会社なのです。
その悪徳ぶりの一例を挙げれば、昼勤こそ時給計算で給与を支払うものの(それでも業務請負会社のバイトと同じ仕事をしていながら、時給は50円派遣会社にピンハネされている)、夜勤になれば日給計算に切り替えられ、深夜から早朝まで一勤務通して働いても6~7千円と、昼勤と殆ど変わらない賃金しか貰えない、そういうアコギな働かせ方を強いている会社で、奴は働いていたのです。
(2) 昼食をまともに取っていなかった節もある。
私の職場は業務請負も派遣のバイトも混みで、30分ずつ交代で前半・後半に分かれて昼食休憩をとっていたのですが、奴はその時に昼食を一切取っていなかった節があるのです。
私のグループは大抵、前記悪徳派遣会社日払いワーカーのN君・I君たちと一緒に、昼のお弁当を食べながら、N君に「いい加減仕事を覚えんか!」とか、I君に「そんなに働き尽くめで大丈夫か?」とか言い合ったり、その他バカ話で時間を潰したりしていたのですが、奴はその昼休みには前半・後半とも休憩室には来ずに、自販機のコーナーでコーヒーを飲んでいる姿しか見た事がありません。例の暴行事件が起こる直前には、休憩時間の雑談の中でもその話題が出たりもしていました。
ただこれはあくまでも勝手な推測にしか過ぎません。ひょっとしたら朝早くに朝昼兼用で食事を済ませて来ていたのか、または奴は14時半の早上がりなので、その後に何処かで遅い昼食を食べていた可能性もあります。
(3) 暴行の直接のキッカケになった私のチェック作業について、知らなかった可能性もある。
このエントリーでも触れた「私が暴行される直前にしていたチェック作業」の中身を、奴は知らなかったかも知れないのです。
奴は、私がこの職場に異動してきた後、数週間か1ヶ月弱か、それ位の間だったと思いますが、この職場には来ずに、他の職場でスポットとして働いていました。
先の「チェック作業」は、その期間に新たに始められたものなのです。それまでは、当該商品については、直前にやっと仕分けが完了する為に、事実上ノーチェックで出荷されていました。それでボロボロと誤配仕分けが出るので、「この商品もチェックしよう」という事で、私がその作業を担当するように言われて、やり始められたものなのです。
だから、奴にとっては「この忙しい時間帯に、何故みんなと別にあんな所で、訳の分からない作業をしているのか?」と写った可能性がある。
しかしこれも、自分のそれまでしていた作業とは何の関係も無い事で、普通の人はそんな事で一々いらつかないものなのですが、奴はジコチューな「お山の大将」なので、それが事の他自分の気に障ったのではないか。大方「あいつだけ楽ばかりしやがって」とでも思ったのでしょう。実際には、私のやっていたチェック作業も、時間に追われて結構ハードなものであるにも関わらず。
(4) 業務外との関連
その他、業務外のプライベートで、ムシャクシャする事があったのではないか。借金取りに追い回されていたとか、ひょっとしたらシャブに手を出していたとか。
(5) 一定状況は自覚しながらも、結局はアンクルトムとしての限界が露呈
奴はそこそこ仕事が出来るので、N君とは違い、自分の置かれている悲惨でお先真っ暗な状況については、奴なりに自覚していたと思われます。しかし、「アンクルトム」の悲しさ故に、それを社会変革の展望に結びつける事は出来ませんでした。
自分が差別・搾取されるのは、そういう低賃金・不安定なスポット派遣労働で甘い汁を吸う弱肉強食資本主義・市場原理主義・新自由主義の仕組みにあるのに、其処には最後まで目が行かず、逆に「下見て暮らせ」何とやらで、「俺より劣ったこいつが、何故俺より差別・搾取されないんだ?」という方向に向かったのでしょう。
だから、本来は「ネオリベ」として、奴の正体を暴いてやりたかったのです。「誰に対してモノを言うとんのじゃ」「生意気な口のきき方しやがって」等々の差別意識は巧妙に隠しながら、最底辺労働者としてチャッカリ同情を得る、そういうずる賢さに対して。
しかし、ネオリベとかネオコンとか新自由主義という用語は、まだまだネット市民にしか認知されておらず、世間一般での通りはまだまだイマイチなので、それよりはまだ通りが良い「ファシスト」で代用させて貰ったのです。
森さんの方が経験もあって、その意味では「オレの方が上」みたいなプライドを持ってるわけですね。
しかし賃金などの待遇の面ではプレカリアートさんの方が上である。
森さんは、うまく言葉で表現できなかったんだろうけど、その不満を衝動的行動で示したのだろうか。
また、そうした不合理な待遇の差を「雇用者側の問題」として理解するのでなく、
職場の同僚に対してぶつけている事から見ても、森さんは出口のない絶望感の中にあるんじゃなかろうか。
なんていうか、資本の側の巧妙な差別雇用の制度のワナに完全にはめられている。
そんな気がしますね。
私事ですが。昨年10月に始めた水道検針の仕事、わけあって今月いっぱいでやめました。
この8ヶ月間の経験の中で、暴力事件などはありませんでしたが、
資本の側の巧妙な差別待遇について、ちょっと似ているものがある事を発見しました。
それは、水道検針会社には「検針員」という一年契約の臨時雇用と、「社員」とがいるということです。
検針員も社員も、検針の技術については同等にもっています。もちろん年季の差はありますが。
その上で、検針員の仕事は現場で検針し、その結果を社員に報告するのが日課になっており
社員は、その報告内容にもとづいて各家庭の水道状況についての審査をするという分担になっています。
待遇ですが、検針員はアルバイトみたいなもので、出来高払いですから
一日の検針件数が多いほど収入が増えます。だからベテランになると私の2~3倍も稼ぐ。
しかし、社会保障などはなにもありません。労災があるだけ。
一方、社員は一応保険などの条件はクリアしていますが、時給計算すると給料は安い。
ベテランの検針員よりも低いのはまちがいありません。
それに、検針の知識と経験は一応ありますが、普段は社内で検針結果報告の処理を担当しているので
どうしても経験的には検針員よりも劣るし、現場の事については検針員のフォローが必要になります。
つまり、それぞれ待遇や労働内容などについて社員と検針員とを比較してみると
優越感を持てる面、相手に対して羨ましく思う面とがお互いにあるような構造になってるわけです。
現在都内で活動している3つの検針会社のうち、検針員の組合があるのはひとつだけで
私の会社にはまだありませんでした。
検針員の組合の短い報告が『未来』に載っています。
http://www.commirai.org/journal/0082/comrade01.htm
※以上が当該メールの全文です。当ブログでの紹介についても、ご快諾頂きました。
・秋葉原で通り魔 13人が重軽傷、うち5人が心肺停止(日経ネット)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080608AT3K0800908062008.html
・借り上げアパートに居住か=派遣会社に勤務?-加藤容疑者・秋葉原通り魔事件(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000057-jij-soci
給料は30万弱、手取り20万強だったようです。
もし、解雇を誤解して犯行に及んだんだったら悲劇以外のなにものでもない。
しかし、自爆テロもそうですが、人を出し抜いて利益を得ようとする試みは相当な運と技量がないと無理でですが、自分を犠牲にしてそれでも社会に被害を与えようと思うなら、それには具体的な手段があり、防止策はほぼ不可能、その現実は直視しなければならないと思います。
森事件に関してですが、どうもわからないのは、業務を委託している某大手スーパーの姿が見えないことです。自分のお膝元で「殺人未遂事件」が起こっているのに、我関せずはないと思うのですが・・。