映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、ケビンコスナー主演のアメフトドラフトの一日を描いた「ドラフト・デイ」です。
プロスポーツの中で、もっとも戦略的な競技はアメリカンフットボールではないかと思います。
今回の作品は、ナショナルフットボールリーグのジェネラルマネージャーが主人公です。ドラフト会議と言えば、日本ではプロ野球を思い浮かべますが、アメフトのドラフトは独特なシステムです。全32チームが前のシーズンの成績が下位のチームから指名していく完全ウエーバー方式で指名時間は10分間。過ぎればタイムリミットで次のチームに指名が移動、さらに指名権トレードなどもあると言うもの。
こう聞いても僕自身も、最初はチンプンカンプンでした。それが、超大物ルーキーの獲得を巡って、チーム同士の駆け引きやオーナーや監督の横やりなどで二転三転の状況に。ドラフトが進んでいく中で、そのスリリングな展開に目が離せない状態になりました。
プロスポーツファンなら、この作品は僕と同じようにハマリにハマってしまうと思います。開幕前のパワフルな頭脳ゲームを楽しんでみてください。