自己中人間は、人も大事にできなけれは、自分自身さえ大事にできない。非常に大事なメッセージですね。これは、例外がない、という数少ない「心理学の法則」のひとつでしょう。
p57冒頭から。
自己中は、それを他者に対して要求がましい人と比べると、たとえば、極端に気を使う母親と比べると、分かりやすいです。その母親は、意識の上では、わが子を少しは好きだと信じているのですが、実際には、自分の子どもに、深く抑圧的な敵意を持ってるんですね。その母親がいろいろ気を回すのは、その母親が子どもを大事に思っているからじゃアなくって、自分の子どもを全く大事に思えないことを埋め合わせにしなくちゃぁ、と思っているからなんですね。
フロムもフロイトの弟子ですね。エリクソンと同様に、鋭さ、ハッキリ物の本質をつかむ力を感じますよね。
フロムが指摘したお母さん、最近では、非常に多くの母親と教員がこれですから、事態は深刻なんですね。
でも心配ご無用。プレイフルplayfulな関わりを続けていけば、治療は可能だからです。
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