エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

聖書の言葉: οὐ δέδεται  ウー・デデタイ 縛られていない

2017-04-16 07:41:29 | 間奏曲

 

 

 

 
ボーとしている子ども、表情がさえない子ども
   エピジャネシスの概略図の良さ  エピジャネシスの表は、うまくできている。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完......
 

 今朝の聖書の言葉は,οὐ δέδεται,ウー・デデタイ 縛られていない,です。

 初めての否定形かもしれません。

 この言葉は,『新約聖書』の後半の短い手紙の1つ,「テモテヘの第2の手紙」の第2章に出てきます。

 キリストとの共労

 8イエス・キリストをつねに思ってください。彼はダビデの末の出で、死人の中からよみがえられました。これがわが福音です。9このためにわたしは悪者のようにつながれるまでに苦しんでいます。しかし神のことばはつながれていません

 この繋ぐを示す言葉はδέω,デオー,縛る,とか,鎖にかける,とか,拘束する,だとかの意味があります。

 縛られていたら,不自由です。

 でも,縛られていないとしたら,自由ですね。

 神様の言葉が縛られていないのですから,神様の言葉に縛られている私どもは,自由だ,ということですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世考: 発達トラウマ障害... | トップ | 圧倒的な体験は,記憶に残ら... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿