エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#陽気で楽しい間の実力 #本音の動機 #意識していない方が普通

2018-01-26 05:32:30 | エリクソンの発達臨床心理
 
聖書の言葉 : 時 καιρός 
    言葉の力  あるいは、「なんでうちの子は育たないのか?」 改訂版   エーリッヒ・フロムのパレーシア  眼に見えるモノに目暗ましを喰らってい......
 

 

 

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 今宵は,The life cycle completed, extended version 『神様の命が回転イッチョ上がり拡大版』 p.86の,21行目途中から。三週間ほど前,6日に訳したところの後から。

 

 

 

それにもかかわらず,≪私≫の感性という原理になる意識は,フロイトにとって,当然に思えたし,傲慢にも振り返ることを拒んだ,大事な事実の一つだったように思えます。フロイト自身の,美的で,道徳的で,科学的目覚めの,その広さ,パッションを一つにして考える時,(訳注:フロイトが)無意識とイドにだけ集中したのは,人間の動機の,1番あいまいで,しかし,1番原理的なことを研究することに,ほとんど禁欲的と言っていいほど専念するものだった,考えるはずです。しかし,心に刻んでおくべきは,フロイトの方法は,無意識が何かを生み出すためには,陽気で楽しい間,やり取り様々なものを1つにまとめあげる間,やり取りがなくてはならない,ということです。たとえば,「自由」連想,夢,遊びそのものですが,これらはみな,目覚めるための特別な間,やり取りです。

 

 



  フロイトが,エリクソンの言う通りだとすれば,フロイトそのものも,相当に誤解され歪められて,伝えられていることも判りますね。

 サイコセラピストは,この特別な陽気で楽しいな間を体得することが,とても大切です。

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