エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

群れと、信頼できる仲間 の違い

2016-11-09 04:37:15 | 間奏曲

 

 

 
仕事や研究で親がいない >>震災・空爆
    セルゲイ・ナルイシキン さん  セルゲイ・ナルイシキン さん 。ご存じですか? 私は知りませんでしたね。 昨日の「クローズアップ現代」で、国谷裕......
 

 ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction、p.114. 今宵は、ソリチュード「1人の豊かさ」が大事なのは、なぜか?

 

 

 

 

 

 

 ソリチュード「1人の豊かさ」があって初めて、その後に信頼しあえる仲間ができる、信頼できる仲間は、ソリチュード「1人の豊かさ」から生まれる、ということが、なぜ、大事なのでしょうか? もし、私どもが、神様の愛しい息子であり、神様の愛しい娘であることを知らなければ、信頼できる仲間の誰かに、「あなたは特別で大事ですよ」、と言ってほしくなりますね。でも、それは結局はできない相談ですよ。 … 多くの(群れた)人間関係は、1人になることが怖いから、始まるものです。でも、この手の群れた人間関係では、神様と共に居るソリチュード「1人の豊かさ」だけが満たしてくれるニーズを満足させることなどできませんからね。「本物の信頼できる仲間」は、ソリチュード「1人の豊かさ」を味わっている人が、ソリチュード「1人の豊かさ」を味わっている人に出逢う所に生まれます

 

 

 

 

 

 ニッポン人の人間関係のほとんどが、群れです。しかも、タコツボの中の群れ。「井の中の蛙大海を知らず」です。

 信頼できる仲間は、まず、自分が、人と自分を信頼するところからしか生まれませんよ。

 

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