エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考 : #非人間的なニッポンの学校 #尾木ママの直言

2017-08-09 07:42:37 | 間奏曲

 

 

 

 

 

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インターメッツォ:創造の特色
   ユングが教えてくれる、「無力な個人にできること」   私どものカイロス ヴィジョンの基盤と「超越」2013-08-06 02:36:13 | エリ......
 

 昨日,8.8, 2017の朝日新聞3版の夕刊に尾木ママこと,教育評論家の尾木直樹さんのインタヴュー記事が載りました。上の写真がそれです。

 いまのニッポンの教育が,アナクロニズム,時代錯誤的な教育をしている,もう「教育」などと言えない代物であることを明確にした点で,善い記事でした。

 大人が決めた教育内容,ルールなどを,大人が子どもに押し付けるやり方は,「ガラパゴス状態」,「世界の潮流に取り残された」状態だ,というのです。このニッポンの「教育」のやり方が,非人間的なのは,精神障害,知的障害の人を施設収容するのが,非人間的で,しかも,「世界の潮流から取り残された」状態なのと,同じです。

 なぜなんでしょうか?

 私が今から,四半世紀前,小形洋悦さんらとデンマークなどを訪れたときに,福祉が進んでいるのは,社会そのものが「人間らしく暮らせる社会」を実現しようとする息吹に漲っているからだ,とツクヅク痛感したものです。福祉だけが「人間らしい」のではないのです。たとえば,ベビーカーを押してる人がいれば,進んでバスに乗るのを手助けするだけじゃなくて,パス料金もタダ,なんです。ベビーカーが乗ってきたら,迷惑顔のニッポンとは大違い。

 

 「人間らしい暮らし」の要,それは,様々な立場の人が話し合いでルールを決めて,そのルールに則って物事を進める,ということに尽きます。

 アベ詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちがするように話し合いはせずに身勝手に決める,話し合いはしても記録は残さない,ルール破りは平気でやる,税金は自分のポッポに入れる,ではどうしようもありません。

 

 

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