不満と不安がクロスチェック
子どもが語ることに、耳を澄ませば 鼻が大事キリスト・イエスのまこと 改訂版 「キリスト・イエスのまこと」。こういわれてピンと来る人はどれくらいいるのでしょうか。これは、新約聖書の「ガラテ......
東京都百条委員会をライブで,全部拝見しました。
「エバル奴ほど,無責任」
それが率直な感想です。現世考: 豊洲問題の本質 毒入りチョコを高く買ったバカ でも,書きましたけれども,食べ物を集める市場には不向きの,猛毒に塗れた土地です。その土地を選んだことがそもそものの不見識だと,私は考えます。その不見識は,市民や市場の人よりも,豊洲や築地の土地開発をもくろむゼネコンその他の企業に儲けされて,そのキックバックを期待していたからに決まっています。
豊洲に市場を作るという政策の決定過程が,豊洲の土地以上に猛毒塗れだった,ということです。政策決定過程を文書に残して,それを公開する,という政治は市民のものだという民主主義の政策決定の手続きを蔑ろにしているからこそ,「記憶にありません」と言えば,私ども市民が,議事録で確かめることもできません。
それは,情報公開法が,情報を隠蔽するための法律になっていることがあります。それは,ルールは決めるポーズを取って,例外を作る,というやり方で,ルール破りを常態化するのです。労基法が一日8時間労働と言うルールを作っておきながら,36条で例外を作って,例外がルールにして,低賃金・長時間労働がルールになっているのと,同じやり口ですね。
石原慎太郎,情報は自分は知っているけれども,マスコミや市民は情報を知らない,という情報の非対称性(情報量が,2者間で差があること)に安住して,記憶にありません,と言えば,バレはしないと思っている訳ですよ。だから,エバルし,税金で850億円も使っても,猛毒が残り,そこに,6,000億も使って市場を作っても,市場にするのは無理,と感じるようなものしかできないのです。
市民は,大損です。
丸山眞男教授が指摘してる通りの無責任を,権力を持ったものは続けているんです。情報が大事,ばれるよ,ということが大事。
政策決定過程の情報は全て保存し,公開するというルールを作り,例外を認めない,ということが大事。
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