#嫌いな自分こそが本当の自分 #視覚の恵み

 

 

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インターメッツォ：　エリクソンの叡智　：　エリクソンが見たネグレクトと抑制タイプの発達トラウマ障害(DTD)

   心優しい関わりと、バカな関わり 　マインドフルネスの効果は、息を意識して、自分が生かされていることに気付くことから生まれるんですね。　ヴァン・デ・......

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　ヴァン・デ・コーク教授の 　The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma　『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ　：　脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか？』

　第１７章。「バラバラな自分をまとめる：決めるのは自分」です。p.296の，最後のパラグラフから。

 

 

 

 

 

 

　私たちは，心の中に入って行って，捨てられたらおっかない，って思っている自分を見つけました。ピーターが，マインドフルネスの本当の自分の状態にいったんなると，私はピーターに，「そのおっかながっている男の子に，背負っている重荷のことを教えて，って言ってね」としきりに言いました。またまた，ピーターは最初に「あいつは弱虫だから，嫌いなんですよ」ということでしたが，私が「ちょっと，引っ込んでて」といった後は，ピーターは，両親の家の，自分の部屋で，一人ぼっちで，悲しくて泣き叫んでいる，幼い男の子こそが自分だ，って判りました。ピーターはその場面を，ほとんどの時間涙を流しながら，数分にわたって眺めてました。私がピーターに「その男の子に，ピーターの知りたいと思っていることすべてを，教えてもらえましたか」と尋ねました。いいえ，まだほかにも知りたい場面がありましたね。たとえば，ドアとのころの父親に走り寄って，抱きつく場面や，母親に従わずに引っぱたかれる場面がありましたから。

 

 

 

　だいたい，嫌いな自分は，知りたくありませんが，本当の自分である場合が圧倒的に多いケースです。

 　しかし，嫌いな自分の場面を眺めることも，視覚の恵みの１つです。