入院している時にいろいろ企んでいたことがある。
それはEcheveria類の交配だ。
温室も広くなり作業もしやすくなったので
もし無事に退院し、そして同時開花したら思いっきりやりたいと思っていた。
そしてその思いはどちらもかない、いろいろな物が同時に開花し始めた。
まずはEcheveria agavoides と
Echeveria elegans
そしてEcheveria tolimanensisが揃って開花した。
また他にもTacitus bellus(Graptopetalum bellum)や
GraptopetalumとEcheveriaの交配種の
Graptoveria Titubansも咲いてくれた。
これだけ役者が揃うといろいろやってみたくなる。
そしてこの全てのパターンを交配することにした。
毎日花の蕾状態を見ながら開花する前に
受粉側の花弁を切り落とし雄蕊も切断。
これで自家受粉はなくなる。
その花の雌蕊が充実してきたら相手側の花粉を受粉する。
その花に交配片親を書き込みこれで作業は終わり。
こうやって毎日何種類も受粉させて行く。
そして結実するとこんな感じ。
受粉する時には閉じていた物が膨らんで広がってくる。
ちなみにこれはE.agavoides x E.elegans
そしてこちらは交配種のGraptoveria Titubans x E.agavoidesの結実。
これも交配種Graptoveria Titubans x E.elegansの結実したところ。
こうやって受粉し結実すると交配種の出来る可能性は一気に高まる。
あとはこの実が弾けて種子が出来ることだ。
しかし悲しい事に全パターンが結実するとは限らない。
今回もTacitusにはいろいろやったが結構壁は高かった。
結実したのはTacitus bellus x E.agavoidesたった1つ。
それでも出来ただけ嬉しい。
しかしここからもう1つハードルがある。
種子を蒔いて発芽しなければそれは失敗。
また種子が実った時期が思いっきり暑く超高温だったのだ。
秋まで待つか?それとも種子が新鮮なうちに蒔いてしまうか。
以前E.agavoides x E.lauiiを蒔いた時
1000個以上が発芽したのに暑さでバタバタと溶けはじめ
たった1つになった経験があるからです。
でも・・・・・早く見たい。
すごく悩んだ結果蒔いてしまう事にした。
今回できた6種全ての種子を7月13日に蒔いた。
これらの種子は0.05mm位の粉。
風のないところで慎重に作業する。
殺菌処理した赤玉土に蒔き、バットに腰水にして管理。
すると15日程すると緑の点が見え始める。
これが発芽です。
とても小さく肉眼ではキツイ大きさ。
ルーペでも良く見えないくらい。
なんと6種すべて発芽してきた。やった!
そして今日現在の画像を撮った。
まずはE.agavoides x E.elegans
やく1ヶ月経過して3mm程になってる個体や、
まだ発芽したばかりのものまで沢山でている。
パッと見すでにE.elegansの血をひく白っぽい奴がいるのが嬉しい。
次はE.tolimanensis x E.elegans
これはまだ現在発芽中の物が多い。
白っぽい親同士なので期待大だ。
これは問題の多かった属間交配
Tacitus bellus x E.agavoides
もう見るからに違う。
1つ茶色く枯れているのが気になるが、
まあ何とかなるでしょ。
そしてこれからはEcheveriaとGraptopetarumとの交配種
Graptoveria Titubansが片親の交配。
xGraptoveria x E.agavoides
発芽は早かったが、今になってどんどん新しい物が発芽している。
何となく強そうな気配。
こちらはxGraptoveria x E.elegans
すごい発芽率でボンボン大きくなってるし、
色が白いのも嬉しい。
これはちょっと期待しちゃうぞ。
そして最後がxGraptoveria x E.tolimanensis
なかなか発芽率が芳しくない。
しかし確実に大きく成長している株もあるので残ってくれればいいな。
こうやって交配種作りに燃えているのは何故か?
それは!
人の命は短く、この先どれくらい生きれるのかもわからない。
ならばせめて自分の作った植物が残ってくれたらいいな~!
そんな気持ちで毎日2つの温室にある植物観てはいろいろ企んでます。
でも長生きするのが1番なんですけどね。
それはEcheveria類の交配だ。
温室も広くなり作業もしやすくなったので
もし無事に退院し、そして同時開花したら思いっきりやりたいと思っていた。
そしてその思いはどちらもかない、いろいろな物が同時に開花し始めた。
まずはEcheveria agavoides と
Echeveria elegans
そしてEcheveria tolimanensisが揃って開花した。
また他にもTacitus bellus(Graptopetalum bellum)や
GraptopetalumとEcheveriaの交配種の
Graptoveria Titubansも咲いてくれた。
これだけ役者が揃うといろいろやってみたくなる。
そしてこの全てのパターンを交配することにした。
毎日花の蕾状態を見ながら開花する前に
受粉側の花弁を切り落とし雄蕊も切断。
これで自家受粉はなくなる。
その花の雌蕊が充実してきたら相手側の花粉を受粉する。
その花に交配片親を書き込みこれで作業は終わり。
こうやって毎日何種類も受粉させて行く。
そして結実するとこんな感じ。
受粉する時には閉じていた物が膨らんで広がってくる。
ちなみにこれはE.agavoides x E.elegans
そしてこちらは交配種のGraptoveria Titubans x E.agavoidesの結実。
これも交配種Graptoveria Titubans x E.elegansの結実したところ。
こうやって受粉し結実すると交配種の出来る可能性は一気に高まる。
あとはこの実が弾けて種子が出来ることだ。
しかし悲しい事に全パターンが結実するとは限らない。
今回もTacitusにはいろいろやったが結構壁は高かった。
結実したのはTacitus bellus x E.agavoidesたった1つ。
それでも出来ただけ嬉しい。
しかしここからもう1つハードルがある。
種子を蒔いて発芽しなければそれは失敗。
また種子が実った時期が思いっきり暑く超高温だったのだ。
秋まで待つか?それとも種子が新鮮なうちに蒔いてしまうか。
以前E.agavoides x E.lauiiを蒔いた時
1000個以上が発芽したのに暑さでバタバタと溶けはじめ
たった1つになった経験があるからです。
でも・・・・・早く見たい。
すごく悩んだ結果蒔いてしまう事にした。
今回できた6種全ての種子を7月13日に蒔いた。
これらの種子は0.05mm位の粉。
風のないところで慎重に作業する。
殺菌処理した赤玉土に蒔き、バットに腰水にして管理。
すると15日程すると緑の点が見え始める。
これが発芽です。
とても小さく肉眼ではキツイ大きさ。
ルーペでも良く見えないくらい。
なんと6種すべて発芽してきた。やった!
そして今日現在の画像を撮った。
まずはE.agavoides x E.elegans
やく1ヶ月経過して3mm程になってる個体や、
まだ発芽したばかりのものまで沢山でている。
パッと見すでにE.elegansの血をひく白っぽい奴がいるのが嬉しい。
次はE.tolimanensis x E.elegans
これはまだ現在発芽中の物が多い。
白っぽい親同士なので期待大だ。
これは問題の多かった属間交配
Tacitus bellus x E.agavoides
もう見るからに違う。
1つ茶色く枯れているのが気になるが、
まあ何とかなるでしょ。
そしてこれからはEcheveriaとGraptopetarumとの交配種
Graptoveria Titubansが片親の交配。
xGraptoveria x E.agavoides
発芽は早かったが、今になってどんどん新しい物が発芽している。
何となく強そうな気配。
こちらはxGraptoveria x E.elegans
すごい発芽率でボンボン大きくなってるし、
色が白いのも嬉しい。
これはちょっと期待しちゃうぞ。
そして最後がxGraptoveria x E.tolimanensis
なかなか発芽率が芳しくない。
しかし確実に大きく成長している株もあるので残ってくれればいいな。
こうやって交配種作りに燃えているのは何故か?
それは!
人の命は短く、この先どれくらい生きれるのかもわからない。
ならばせめて自分の作った植物が残ってくれたらいいな~!
そんな気持ちで毎日2つの温室にある植物観てはいろいろ企んでます。
でも長生きするのが1番なんですけどね。
やはり交配はタイミングですか……。
なかなかあわせられないので、花粉を冷蔵したこともありますが……結果は、まあ。
交配種は期待しちゃいます。
早く育って特徴がはっきりした姿が見たいものですね。
しかし、ベンケイソウ科の種は小さすぎます。
発芽しても小さいので、なんだか怖い。
その後の成長は早いものが多い感じですが……。
交配種っていままでずっと嫌いで、
原種ばかりを集めてました。
しかし自作する場合は別ですね。
妙に楽しい。
どんなものが出来るか?
その中にも良い物悪い物があり
それをセレクタしていく楽しみと、
より良い物を作るために戻し交配したり
品種つくりの楽しさを知ってしまうと危険ですね。
花粉のタイミングは見てるとわかります。
粉が溢れてくる感じが一番ですかね。
冷蔵する際は、シリカゲル乾燥材を同封し
常温に戻す際に結露しないようにすれば完璧です。
ディッキアなどは同時開花しないので
そうやって交配してます。
Bromeliadも地生種どうしいろいろやってみるといいかもね。
Puya x Dyckiaなんか出来たら嬉しいんだけどね
Echeveria系は発芽したら一気に成長しますが、
落ちるのもあっという間。
もうヒヤヒヤで見守ってます。
早く秋になってくれれば安心なんだけどね。
以前やったラウイとアガボの交配は
どんどん大きくなって白くなり
むちむちの可愛い姿に育ってます。
縁取りが赤いのはアガボの血ですが、
青白いボディのおかげで赤がうすいピンクになって綺麗です。
こうやってるうちに種親沢山欲しくなってきます。これまた困った趣味ですわ
私も交配種って、あまり好きじゃなかったです。
やっぱり原種だろうと思ってました。
でも交配、結実、実生とやっていくと、とても楽しくて。
これとこれは顔が違うなぁとか、これはいいものができそうだなぁ……と、ニヤニヤしたり。
結果を見ることなく、消滅したものの方が多いですけど(汗)
交配種もいいなって今は思ってます。
自分でやると、変わりますよね。
で、種親も欲しくなりますよね(笑)
なるほどです。花粉の冷蔵は、結露がダメだったんですね……。
私がやったときは、結露してたと思います……失敗するわけです。
やはり一緒でしたね。
最低でも両方の親の顔判ってるものは
結構許せるんですが、
複雑すぎて訳のわからない交配種は
よほど魅力的じゃない限り
手が出ませんものね。
想像の範囲内でいてくれるのがいいね。
たとえばスミレを交配する際に
タチツボスミレのような有茎種と
マンジュリカのような無茎種との交配は
基本的に上手くいかない。
そんな硬い事言わなくてもと思いますが、
生活環境や生態が変化しすぎて駄目な場合も多々あります。
一番困るのはもし交配しても
稔性がなくなることが多い事。
種子が出来ない事には維持が難しくなります。
まあ産業化した今のパンジーやビオラは故意に花粉壊してあったり、
無くしたり凄過ぎですけどね。
お互い「自分で交配」は
当分いろいろ楽しめそうですね。
またスゴロクヒフミさんもできたら見せてください。
誕生してもセンスの良い名前って
なかなか難しいね。
商品としてしか扱われていないのかぁ、と思ってしまいますが……。
新しい品種を作り出すのも、園芸ではなく、実験ですね。
のんきや様はさすがです。
もう名前のことまで考えていらっしゃる。
名づけは……センスでますよね……。
植物に命名って難しいよね。
昔に入ったさぼてんや多肉植物には
結構素敵な品の良い和名が付けられてますよね。
それに比べて今の和名は最悪。
品もセンスもありゃしない。
Haworthiaの十二のまきの極太バンドに
チョベリバなんてある始末。
まあ和名では付けないけれど、
この場合品位というものが問われるから
けっこう吟味しないといけなさそう。
そのものを表現するのと同時に
ベストマッチした名前って
考えれば考えるほど難しいわ~
お~~~!いろいろ挑戦してますね!
植物の交配ってロマンが有りますね。
発芽して葉が出て大きく育ち、自分の作ったかわいいお花が咲く素晴らしいです。
自分で名前がつけれるって楽しみです。
大きく元気に育てください。
母、ジョセフィ~ヌ・益江さんも裾野寿大学で、菊作りを頑張ってます。
お母様は本当にマメに菊作ってるよね。
あれもやり始めると楽しいからね、
うちの交配種はこの熱地獄の中
ギリギリの状態で生育してますが、
早く涼しくなってくれないと溶けそうで怖いわ
どう?一眼レフ
写真の世界もはまると大変。
湯水のようにお金が溶けだしていくよ。笑
100万なんて一瞬でなくなっちゃう。
うちのY君なんてもう300万超えたらしいよ
あっという間に部屋に防湿庫が入り
レンズが数十個、そしてストロボや三脚が
所狭しと増えていく。
そのうちにカメラ本体もサブ機やら
専用機などがぞろぞろと。
1眼の一番怖いところです。
やってくるのを地獄の中心で待ってるよ。笑