今日は二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」です⛄
そろそろ本格的に雪が降る時期に入る目安ともいわれています
今シーズンは、北海道や東北の一部を除き、平年より雪が少ない状態が続いていますが、本日、気象庁から大雪と低温に関する「早期天候情報」が発表されました。
(画像は全て気象庁ホームページ http://www.jma.go.jp/jma/index.htmlより)
東北地方の日本海側では、12月14日頃からの5日間で、平年比232%以上の降雪となる可能性がある旨の情報が出ています。場所によっては、5日間で50cm以上積もるところも出てくるかもしれません
いよいよ本格的な寒さと雪のシーズンが迫ってきた感がありますが、昨日の朝は、今季一番の寒さとなったところがありました。
見出し画像に1位~10位までの地点がありますが、上位のほとんどを北海道の観測地点が占めている中、岩手県の盛岡市薮川が7位に入っています。
薮川は、現在は盛岡市の一部ですが、合併前までは石川啄木の故郷として知られる玉山村に属していました。そんな薮川は本州一寒い所とも言われており、真冬には氷点下20℃以下まで下がることもあります🌡
実際に、過去の最低気温の記録を見てみると、薮川の過去最低気温は-27.6℃で、これは本州では富士山(-38.0℃)、長野県の菅平(標高1,253m、-29.2℃)に次ぐ3番目に低い記録です。
ちなみに薮川の標高は680mで、菅平ほど高地ではないのですが、周囲を山に囲まれた盆地のような地形になっていて風が比較的弱いことと、太平洋側に位置していて冬場は晴れることが多いことから、放射冷却が強まって、気温が下がるものと思われます。
参考までに、全国の最低気温のランキングを見てみると、
20位までは、富士山を除いて全て北海道の観測地点が占めており、しかも19位までは-35℃以下となっています🥶
やはり、北海道の寒さは本州とは別物のようです