桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

無犬のドッグランと初猫

2011年03月26日 06時55分09秒 | 日録

 今冬は寒気がたびたびやってきて、暖かい日もあったことはあったのに、そんな日があったとは忘れてしまいました。
 今朝こそ夜明け前の気温は2度台でしたが、風が強く、体感温度は遙かに低い。昨日も一昨日も最低気温は氷点下。最低気温が氷点下を記録したのは三月中十二日にもなりました。
 松戸市民となって四年目ですが、三月に氷点下を記録した日は、去年も一昨年も二日ずつしかなかったのです。
 寒さがつづく一方で、去年の夏の暑さを思い返すと、地軸が傾きを増して、夏は太陽に近づき、冬は遠くなったのではないかと考えてしまいます。

 昨日は午後四時半という遅い時間から散策に出ました。朝から晴れていて、南または南東の風だというのに、なかなか気温が上がらない。
 で、身体のエンジンがなかなかかからなかったこともありますが、出かけるのを夕方にしようと思ったのは、ずっと兄弟コリーを見かけていないからです。
 彼らのことをブログに記した前日(去年の十二月九日)以来なので、いつの間にか三か月半が経とうとしています。
 寒くなってから朝の散歩を取りやめにしています。朝、散歩に出ていれば見かけているのかもしれぬが、と思い、いや待てよ、大型犬なのだから、朝の散歩だけでは物足らず、夕方も必須であるのに違いない、と考え直しました。
 現に私が富士川べりを散策するのは、夏から秋にかけては朝のうちで、その時間帯にしばしば見かけたことがあったし、最後に見て、連れていたご婦人とほんの一瞬だけ言葉を交わしたのは、散策を朝から午後へと切り替えた時期だったのです。

 雨の日でもない限り、私は少なくとも一日一度は庵の周辺を夢遊病者みたくほっつき歩いているのだから、三か月半もの間、まったく出会わないということはあり得ない。あるとすれば、きっと先方にやむを得ぬ事情があるからに違いない。兄弟を連れ歩いていたご婦人は決して若くはないのだから、もしかしたら病気でもしているのではないか。
 かように考えて夕方出発としたのです。
 遠くからでもいい。遙か遠くでも二頭のコリーを見誤るということはないのだから、歩いているのを見る、というだけで安心です。



 我が庵から歩いて十分ほどのところにあるドッグランは無犬無人でした。
 散策に出た目的をなくしてしまったような気分です。じゃ、帰るか、ともいかないので、しばし考えたあと、行念寺へ行くことにしました。



 道々のあちこちで鈴蘭水仙(スノーフレーク)が咲いているのを見ました。スノーフレークもいいな、と思いながら眺めています。
 ……もいいな、というのは、秋になったら植えようかという意味です。植えた以上、来春花開くまでは生きなくてはなりません。こうして自分を騙し騙し生き延びて行くのもいいかもしれないと、ぼんやりと考えています。

 庭にはまだ充分に空きがあります。今年の秋は水仙も植えるか、鈴蘭も植えるかと考えています。ただ、サカタのタネのネットショップにはスノードロップがないのと同様スノーフレークもありません。タキイ種苗も同前。



 行念寺は久しぶりだったので、ちょっとだけお邪魔をして、開山の經譽愚底(きょうよ・ぐてい)さんの供養塔に焼香しました。



 旧水戸街道を挟んで、行念寺と向かい合わせのマツモトキヨシ中新宿店。
 おお、そうじゃ、と気づいて寄り道。この三十一日で無効となるメンバーズカードのポイントがあったのです。
 スティック十本入りのカフェオレが¥198。十箱買ってもまだポイントの残りがある。1円たりとも払わないのは申し訳ない気がしたので、シャンプー(サクセス)を2パック買うことにしたら、やっと支払いが生じました。

 


 夕陽に照り映える富士浅間神社の杜と拝殿。訪れるのは三回目です。初めてきたとき、白っぽい美形の仔猫殿を見かけていたのですが、前回も今回もいませんでした。

 代わりに、薄暗くなってから帰ったとき、我が庵に到る道をゆっくり横切って行く猫殿を見かけました。白と薄い茶の毛並みだったので、いつからか姿を消してしまったオイチかとも思いましたが、どうも初めて見る猫殿のようです。
 舌を鳴らして呼びかけつつ、鞄からドライフードを入れたタッパーウェアを出して、カシャカシャと音がするように振ると、民家の物陰に隠れて私を窺っていました。
 物陰はいっそう暗いので、どんな表情をしているのかはわかりません。飼い猫か野良かも判然としませんが、転居後半年にして初めて見るのですから、飼い猫ではないようです。

 場所は我が庭先から20メートルもないところです。下水溝の蓋の上に餌を置いて、5メートルほど離れたところから見守ることにしました。私が離れると、物陰から出てきて、ちょこんと坐りました。猫なのですから当たり前ですが、遠くからでも猫背が見えます。私は本来の猫背を見せてくれる、こういう格好が一番愛おしいと思います。
 私が見ていたからか、坐ったままです。今度は私が物陰に隠れることにしました。すると、やっと出てきて食べ始めました。近くにきてくれないので、カメラに収められなかったのが心残りです。

 周辺には我が庭をトイレにしている、憎たらしい飼い猫がいます。飼い猫と野良の縄張りがどのように保たれているものか、私にはわかりませんが、縄張り争いでその飼い猫と軋轢が生ずるのであれば、私はその飼い猫を撃退するほうに全面的に協力するつもりです。



 我が庵近くで見かけた白木蓮です。



 近くには辛夷(コブシ)がない代わり、白木蓮はたくさんあります。それにしても本来の木蓮がないなあと思っていたら、根木内歴史公園の外れにありました。



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2 コメント

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Unknown (にゃん)
2011-03-27 15:30:05
こんにちは お久しぶりです

兄弟コリー 1ヶ月まえくらいにドックラン前を車で通り過ぎた時 元気に2匹で遊んでましたよ
その後も何回か散歩していたのを見ました
連れの年輩の方も兄弟コリーも元気そうでしたよ(*^o^*)
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にゃん殿 (桔梗)
2011-03-27 18:52:05
ご教示有難うございます。
それなら安心です。私がたまたま出会えないだけなのですね。
それにしても、にゃん殿はいろんな情報をご存じですね。
驚くニャン!
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