二十八、二十九日と梅雨空が戻るという予報でしたが、雨は降らず、今日三十日で梅雨の中休みが八日間もつづいてしまいました。
明日七月朔日はやっと雨になるようなので、最後かもしれぬと思って流山・前ヶ崎の紫陽花(アジサイ)を見に行きました。
最後 ― というのは、七月二日から数日間入院する予定だからです。大腸にポリープが見つかったので、切除手術を受け、そのまま入院することになりました。
ポリープは検査時に見た限りでは悪性ではなさそうということですが、切除したあと、一応検査をし、悪性でないとわかれば、長くても四日ぐらいで退院できるということです。
梅雨前線はどこへ行ったの? といいたくなるような今朝の富士川上空でした。
右下に写っている高台は我が庵があり、本土寺のある平賀中台という台地です。森や林に恵まれた土地で、この日も鶯の囀りを聴くことができました。
流山市前ヶ崎のあじさい通りです。
土曜日なのに時間が早かったせいか、出会ったのはひと組の親子連れだけでした。
帰りは少し遠回りをして、久々に東漸寺にお参りしました。
このお寺には紫陽花はあまりありません。おかげで静かです。
参道に黒いものが見え隠れしている、と思ったら黒猫殿でした。
まだ子どものようです。おやつを置いて少し離れると、ちょっとだけ出てきましたが、おやつには遠く及びません。鼻を突き出して匂いを嗅いでいました。
私がもう少し離れると、また少しだけ進んできましたが、まだ及びません。
そうしているうちに鴉が舞い降りてきて、おやつはさらわれてしまいました。
本堂に参拝して戻ると、違う場所に隠れていました。今度はサッとおやつを置き、急ぎ足で10メートルほど離れて振り返ると……無事おやつにありついたようでした。
これは別の黒猫殿です。
東漸寺近くのマンション前を歩いていたとき、敷地から出てきました。私がタッパーウェアに入れたドライキャットフードを鞄から取り出し、蓋を開けた瞬間、匂いが漂ったのでしょう。3メートルほど離れていましたが、「ニャーニャー」と鳴きながら近づいてきました。
半夏生を見つけました。
七十二候の一つの半夏生は、今年は七月一日。
我が庭に咲くレモンバームの花。今年初めて花を咲かせました。
シナモンバジル(上)とスイートバジルの花。
バジルは一年草です。両方ともポット植えで売っていたのを求めました。
挿し芽でふやすこともできますが、種子が得られたら播いてみようと考えて、数茎限定で花の咲くままにしてみました。めでたく種子が得られればよいのですが……。
術後お体お大事に。
ご無事のお帰りをお待ちしております。
術後に留意すれば、とくに問題はないとのことで安心していますが、いろいろ考えることもあり、暑気あたりならぬ入院あたりをしていたようです。
今朝から頑張っています。