桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

暑さボケ?

2009年06月26日 20時57分25秒 | つぶやき

 このところ貨物の入荷が多い-のです。
 毎月一度は入荷があるので、貨物引き取り前の輸入手続きに一度、実際の貨物の引き取りに一度と、一度の入荷につき二度横浜港へ行っているのですが、五月は三度も入荷がありました。そして六月も二度目の入荷。
 今日は横浜ではなく、東京・平和島の倉庫。税関は大井税関ということになりました。



 今日の貨物の量は751キロ、4・55立方メートルと社用車(日産キャラバン)では積み切れないので、前日中に幌付きの4トントラックを借り、朝六時に起床。暑くなりそうとの天気予報だったので、浮かない気分で仕事に出かけました。



 貨物を引き取るところはこんなところです。



 倉庫の前を東京モノレールが走っています。近くに流通センター駅があります。

 通関手続きはわりと早く済み、貨物の引き取りもそれほど時間がかからずに終わりました。
 引き取りの順番がきて、倉庫の前にトラックを移動させると、フォークリフトがパレットに載せた貨物を運んできます。
 そこからは人力です。木枠で補強された縦70センチ、横60センチ、高さ80センチ、重量約50キロという貨物十五箱を荷台に積み上げなければなりません。
 50キロという重さは重いことは重いが、瞬発的にエイヤッと持ち上げるだけですから、さほど苦ではありません。
 問題はほぼ四角形という形です。左手を手前にして底を支え、右手を向こう側に伸ばして、抱え込みながら持ち上げるのですが、右の指を充分にかけることができないので、50キロという重さが堪えます。
 革の作業手袋をしていますが、ツルリと指を滑らせることがよくあります。そのままドスンと足の上に落っことす、ということがかつて一度もなかったのは幸いです。

 この日の東京の最高気温は31・9度。
 まだ昼前だったし、海に近い場所なので、そこまでの気温ではなかったと思われますが、一箱目を荷台の端に載せ、一番奥まで押して行く間に、どっと汗が噴き出してきました。
 若いころならいざ知らず、ヨッコラショと荷台に上がり、押して行って、ホイショと荷台から下りる。こんな単純な動作だけでも大変です。
 全部で十五箱もあるというのに、
三箱目ぐらいで、すでに息が上がっています。顔も上半身も汗びっしょりで、額から滴る汗で目を開けていられないほどです。迂闊なことにハンドタオルを忘れていたので、手袋の背で額の汗を拭うのですが、止まりません。
 荷台に載せた三箱とまだパレットに残ったままの十二箱を見比べながら、溜め息、また溜め息……。

 ようやく積み終わるころには脚はヨロヨロ、身体は水袋を針でつついたみたいに噴き出してくる汗で、ほとんど水浸しの状態でした。
 それでも肉体労働の疲労は気分がさっぱりします。猛烈な喉の渇きもあり、空腹感もあったので、まだ十一時半を過ぎたところでしたが、昼飯にしました。

 横浜港と同じように、こういうところには食事のできる店がありません。だから、昼時になると、道路端のところどころに弁当屋が店を出します。

 近くの平和島温泉へ行けば何かあるだろうと思ったので、行くことにしました。昔は温泉があるだけでしたが、いまはビッグファンという建物ができて、焼き肉屋や回転寿司も入っていました。
 腹を空かせていましたが、焼き肉という気分ではないし、寿司という気分でもない。見回すと二階にジョナサンがありました。



 またジョナサンかよ、と独り言を呟きながらも、脚は自然にジョナサンを目指しています。

 エスカレーターに乗っている間に、ジョナサンなら煮魚のメニューがあったはずだと考えました。
 席について、係員がくるより先にドリンクコーナーへ行って、クラッシュアイスを詰め込んだ野菜ジュースをグビリグビリと二杯。やっと生き返った心地になりました。
 すると、別に魚でなくともいいや、という気分になって、ハンバーグとシーフードをたこ焼き状にしたものを頼むことにしました。
 その日は朝が早かったので、朝食はレンジでチンする日本ハムの和風ハンバーグ弁当を食べていました。そのことを思い出したのはジョナサンを出てからです。
 朝&昼と肉料理&肉料理。歳の行った身体なのに、胃もたれもせず、胸焼けもせず。
 消化器官も暑さでボケたのでしょうか。たんに歳のせいなのでしょうか。



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