東京都は紅葉が終ったら大噴水と思い出ベンチを撤去しようとしているのではないかとのツィートをみたので日生劇場で『天保十二年のシェイクスピア』を観劇する前にいってきました。すでに工事が終わった第二歌壇があったところは芝生広場をはさんで思い出ベンチのあとに設置された長いベンチの足元がライトアップされていました。これが都民や日比谷を訪れる市民たちに望まれている公園の姿なのか、わたしにはわかりません。
歴史ある大理石の大噴水とそれぞれの思い出が浸み込んだ木のベンチを本当に壊してしまう気なのかと思いますが神宮外苑の御神木が伐採されたそうなので三井不動産と東京都はやるのでしょう。都知事選で蓮舫が当選していたらとまったのかもしれませんが小池さんダメでも実質立憲の蓮舫さんの都知事もあり得ず印象悪くなるようなことばかり可視化しまったのが石丸さんの立候補で3位と惨敗につながりました。参政党は元航空幕僚長の田母神さんを応援していました。田母神さんがもう少し若ければとの思いが強くあります。
大噴水のバックに日本記者クラブが入っているビルの丸屋根と日比谷図書館がみえます。30年ほど前1年ぐらいここに通勤していました。帰りに日比谷図書館で通信教育の勉強のために資料をさがしてコピーしてもらいました。コピーのプロたちの手際のよさに感嘆したことを思い出します。日比谷公園を訪れたことで東京宝塚劇場がすぐ近くにあることを知り、日生劇場も帝国劇場もある日比谷は心の糧になっていきました。
月日は容赦なく流れていき人もモノも劣化は避けられませんが、かわらないものも大切にしてほしいものです。三井不動産がお金儲けのために壊そうとしているのならミッドタウン日比谷も複雑な気持ちです。都庁の職員が天下っているってか、国政も地方行政もそんな話ばっかりやなないですか。
2024年12月10日(火)日比谷公園