便利さを特別意識しなくなるほど当たり前のように使っていた『PASMO』
オートチャージ機能も使っていたから残額も全く気にせず、ピッピッと気軽に改札を通り抜け。
転居後も解約せず、今もそのまま持っている。
そのうちまた必要になる時があるかもしれないしね
さて。ところ変わって福岡。
『nimoca』『はやかけん』『SUGOCA』
え?ICカード、3種類もあるの
・・・
『nimoca』は私鉄(西鉄)発行。電車と、福岡の街を我が物顔で走り回っている西鉄バスで使える。(ショッピングもOKらしい)
『はやかけん』は、福岡市営地下鉄専用。
そして『SUGOCA』は『Suica』と同じく、JR九州発行。現在のところ北部九州限定。
も~、正直言って、使い難いことこの上ないっっっ
相変わらずの縄張り意識?
東京では結局、相互使用OKになったから、PASMO一枚あればJRだって私鉄だってバスだってほとんど全線自由に使えてた。乗換えで2社以上使っても1枚のカードで済んで、パスケースはかさばらないし乗り継ぎもスムーズ。一言でいうと“快適便利”
だからこそのICカードだと思ってた。
利用する側にしてみれば、どこの会社であれ電車は電車、バスはバス。
電車とバスとで使い分けをしなければならないのなら、まだ理解できる。
それが、大きな鉄道会社は3社しかない福岡で、なんでわざわざ会社毎にICカードを使い分けしなくちゃならないの
それって、ちょっとおかしくないか~??
“利用者の利便性”という視点をもとに、PASMOのような共通ICカードを作ろうと、何故思わないのぉ???
・・・なんて思うのは、ひょっとしてワタシだけ、なのかしら
結局、今のところ、いずれのカードも持たず『えふカード』を利用している。
これはICではなくプリペイドカードで、プレミアがついている。
5,000円カードだと5,900円分も使えてお得なのだ。
まぁ、福岡の地下鉄は運賃がバカ高だから、このくらいのサービスはあって当たり前かな
福岡に帰ってくる前は“いずれ福岡でもPASMOが使えるようにならないかなぁ”なんて淡い期待を抱いていたけれど、こんな事情ならちょいと不可能だろうねぇ。
だけど、以前は“地場企業の力が強すぎてなかなか中央資本が入りづらい”と言われていた福岡の商業施設も、今や天神には三越もLoftもあるし、現在リニューアル工事がされている博多駅ビルには阪急百貨店と東急ハンズも入るらしいし、勢力図は昔と比べてずいぶん変わってきているみたいだから、また年月を経るうちに鉄道会社の事情も変わるの・・・かな??
ま、それはともかく。
地下鉄の改札を通るとき、ついついクセで『えふカード』をピピッとやってしまいそうになるワタシ
改札機に通せんぼされて恥をかかないように、注意あるのみです