あざみの花、とっても好き。
紫がかったピンクの花の色
まるで化粧筆のように丸く柔らかそうな花に対して
イガイガした蕾と鋭い棘を持つ美しい葉の形
道端に咲いていると思わず足を止めてじっと見つめてしまうくらい。
花言葉はいろいろあるけれど
『触れないで』
というのが、ちょっと雰囲気があっていい。
このアザミは、昨日たけのこ掘りに行ったきょんくんの親戚のお家の山で出会いました。
とてもとても広い山、自然の宝庫でした。
今は竹林でたけのこのシーズン。
たけのこ掘りは子どもの頃以来で、すっごく懐かしく。
前日に降った大雨。
まさに“雨後の筍”状態であちらこちらでにょきにょき。
最初はへっぴり腰で鍬をふるっていたきょんくんも、本数が増すごとにその姿もサマになり、ぼっくりぼっくりと次々に掘り出し・・・。
20本を軽く超える大収穫。
収穫後はすぐに皮を剥ぎ、数回に分けて大釜でぐつぐつ・・・。
掘りたてだから、糠なんていらない。
エグみは全くなく。
ほんのりと甘くて、栗のような良い香り。
福岡に帰ってきたからこそ味わえる、採れたての自然の恵み。
6月にはじゃがいも掘りの予定。
じゃがいも掘りなんて小学生以来なのでこちらもとっても楽しみ。
たけのこと同時に刈り取ったフキと、畑で採れたばかりのさやえんどうで、我が家の食卓は春爛漫。
旬の野菜のパワーで、心身ともにますます元気になれそう。
福岡に帰ってきて、まだ3週間足らず。
府中を恋しく思って切ないときもあるけれど、福岡の自然の恵みと人の温かさに囲まれて、快適な毎日です。
最後のおまけはあざみの蕾。
よっく見るとハナグモがいます。
わっかるかな~。