「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」(百人一首より 光孝天皇 15番)
この歌は、百人一首中、私の最も好きな歌です。
あなたのために、早春の野に出て若菜を摘む私の着物の袖に淡雪が次々に舞い落ちかかる。
とても美しい光景と相手への真心が伝わってきます。
遠く昔の優しいお方からの、メッセージを受けとるようで、嬉しいです(*^^*)
この若菜摘みの名残が、今も七草粥に残っています。
今朝は七草粥。
新春に若菜を摘んで食べると邪気を払って病気が退散するといいます。
今年も無病息災を願い家族でいただきました。
7日に食べる朝粥は本当に美味しいです。
すっくと立って、今年一年健やかでありますように。