~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

『アンデルセンどうわ一年生』

2014年09月22日 | 絵本ひーらいた
『グリム童話』『アンデルセン童話』といえば、私の語りレパートリーで最も多いものです。
もう、小さなころから親しんで育ってきたので、語りの為に改めて覚えるということもなく、
ただただずっと大好きと言えるものです。

さて、こちらは、娘たちが幼稚園の頃に買った本です。
学年別・新おはなし文庫として偕成社さんから出版されたものです。

学年は一年生。

 著者・末吉暁子


こちらの本には、全部で8作品収められています。
そして、私のアンデルセン語りのベスト3が収められています

『すずのへいたい』『みにくいあひるの子』『はだかの王さま』

『すずのへいたい』は、色々書かれていて、今も繰り返し読んでいるお話です。
ハラハラ感、初々しさ、切なさ、愛しさ、全体の醸し出す美しさに、読むたび、語るたびに心が躍ったり震えたりします。

この本の『すずのへいたい』は、文章は短くやさしくわかりやすくなっていますが、
声に出して読むと、物語の伝る世界が美しく切なく胸に響きます。
語りとしても生きてきます。

低学年の子どもたちに語るので、ふと思いだし、手に取ってみたのです。
大人ですから、あっという間に読んでしまいましたけど、
やはり読み返してみて、ほっと心が温かくなりました。

春ごろの新作として、『おやゆび姫』語ってみようかなと、またウキウキしてきました

あ~この本、家にあって良かったなぁ








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