代表の久田です。
3月11日に開催しました「エール」1st」には約4,000人の方々にご参加頂き、牡鹿半島からお招きした被災者の皆さんをはじめ、被災された方々への応援のメッセージを届けることができました。邦子さん、海ママさん、美奈子さん、典子さんから頂いたブログの書き込みに泣きました。ほんとうに「エール1st」が心に届いたんだな、成功したんだなと思います。「エール1st」が大成功したことを、参加された皆さんとともに喜び、そして皆さんに感謝します。
インターネットで3月11日のいろいろな行事を調べてみました。しかし、官民問わず「エール1st」以上の多彩な内容と規模で開催された行事は見当たりませんでした。なんの組織的な背景もない純粋の民間の活動として、「エール1st」、そして愛知ボランティアセンター。全国的にもかなり稀有なものを私たちは創り上げてきていると考えていいようです。
これも一重に、昨年9月から実行委員会を重ねた100人の実行委員の皆さん、当日スタッフとして運営を支えてくださった300人のボランティアの皆さん、司会や出演してくださった皆さん、模擬店に出店してくださった皆さん、音響を担当してくださった名古屋工学院の皆さん、印刷、設営、会場装飾などに関わっていただいた皆さん、協賛で支えてくださった企業の皆さん、運営協力券の普及にご尽力頂いた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの献身的な支えなしには「エール1st」を開催させることはできませんでした。
私を含む11名の運営スタッフは「エール1st」、「震災孤児遺児激励金申請者募集、ワンコインサポーターズ募集」、「現地ボランティア」を平行し、それぞれの仕事を持ちながらの活動でした。職場にも迷惑をかけています(それでも私の職場では150枚を越える運営協力券普及の協力を頂くことができました。これにも感謝しています)。ともあれ、この半年間前を向いて全速力で走り続けて参りました。
そのために、時には連絡や報告の遅滞や失念、時には機械的な対応をしてしまったこと、人任せにしてしまったことなど多々あり、不快な思いをされ、活動から距離をおかれている方もいらっしゃることも事実です。私自身振り返ってみれば、やりきったという思いと、あの時ああすればよかった、こうすることもできたはずという自責の念や慚愧の念にも駆られています。
さて、見出しの件です。直前の連絡で誠に申し訳ございません。私の見通しが甘すぎました。やるべき学校の仕事が大量にあること、私の体力が予想以上にダメージを受けていたこと(余談ですが、阿部邦子さんから火曜に「生存していますか?」というメールを頂いたほどでした)で、「エール1st」のまとめを考察する時間を充分にとることが不可能になってしまいました。実行委員会で私が提案していましたA4サイズ1枚程度の議案を作成するのにも実は4~5時間かかっています。
また、まとめは個人的なものであっていいはずもありませんので、スタッフミーティングも経なければなりません。そのための時間もとることができません。従いまして、18日(日)に予定しておりました「エール1st」実行委員会は延期させて頂きたいと存じます。
あわせて18日に予定しておりました「エール1st成功を祝う会(打ち上げ)・愛知ボラセン1周年記念の会」も中止とさせて頂きたいと存じます。私のまったくの個人的な事情で会場を手配してくださった福嶋さんにはたいへんご迷惑をおかけしてしまいお詫びのしようもありません。ほんとうに申しわけありません。
こうしたことが実行委員の皆さんの不信や不満につながることと、余裕のない中でまとめをすることを天秤にかけての苦渋の選択です。どうかお許しください。
「エール1st実行委員会」は4月8日(日)午前10時~12時に東別院で開催します。震災孤児遺児への第一次応援金送金作業を3月中におこないます。あわせて、その報告もさせて頂きます。
なお、facebookの「エール1st」、「すずRUN」のグループは、「エール1st」が成功裏に終了し、その役割を終えています。17日中をメドに、閲覧はできますが、閉じさせていただきます。
どうぞご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
被災者応援 愛知ボランティアセンター 代表 久田光政