特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

出張キャンドル作製団 in 豊田市立前林中学校

2012年12月18日 08時20分55秒 | スタッフのつぶやき

こんばんは キャンドルリーダーの石井です。

今週は東別院さんが“報恩講”を行っているのでいつも借りているお茶所が使えません。

そこで出張作製を行ってきました。行った先は“豊田市立前林中学校”。

ここにお勤めの東先生の計らいで、調理室をお借りしての作製です。ここの生徒さん達が作ってくれます!。

 

朝8時半、自家用車にキャンドル作製道具を満載して到着すると机の上は綺麗に片づけられ、すぐにも取りかかれる状態です。

 

その机と床を養生しているうちに生徒さんが続々現れます。全部で32名になるとか?!

簡単に自己紹介と手順説明を行って作製開始!
 

 

そうそう、今回音頭をとってくれたのは、この子達。愛知ボラセンのバスを利用して石巻へボランティアに行っているベテランさんです。東別院で行ってきた“キャンドル瓶掃除”にも来ていただいてます。
 

 

 

沢山あるコンロを使って湯を沸かしロウを湯煎して溶かします。火力が強いから簡易コンロを使うよりもすぐに湯が沸き速く溶け出します。家庭科室でやる、ということは判っていたので、鍋を沢山持っていって正解でした。

 

殆どの生徒さんは初めてのキャンドル作成。先ほどの説明の通りに真剣に作ってくれます。

 

 

最初のうちは白いロウを流して作成中途のキャンドルを仕上げる仕事を中心にやってもらいました。
 

 

ところが!

実は前日まで“何人加わってくれるのか?”が掴めず“こんなもんだろう”と用意していったキャンドル瓶、30数名の生徒さんに掛かっては3時間と掛からず終わってしまいそうです。予定の倍のペース!!背中に冷や汗、顔は真っ青・・・

 

慌ててボラセンの久世さんに瓶を取りに行ってきてもらい、何とか午後の分も用意できました。ふう・・・


 

  

時折中学生らしい笑いと脱線が起きますが、それでOK。楽しく作らなくちゃね。


 

 調理室という事もあり、机が沢山あったのでロウを冷やす場所に困ることはありません。
 

実は追加で持って来た瓶は、春に使って秋に掃除だけすませた“使用済みロウ”が残っている瓶。ということは、中のロウを取り出す仕事が必要ですが・・・マニュアルが有りません。そこにいたスタッフ皆で付きっきりで説明しながらとなりました。

でも、みんな賢くて、基本を教えるとあとはそれぞれ工夫しながら進めていってくれます。

 

 と、休憩時間に何かが始まりました。列を作って行進しています。その手は兎かな? 流石中学生です(“昔中学生“も混ざっているようですが)。

パフォーマンスも見せてくれました。

 

 

 

 

午後は人数が減ったのですが、新しい子も加わり、一生懸命作ってくれました。

 

ちょっと難しい芯立てもバッチリです!

 

 

 

午後3時15分、火を止めて終了。その後は1時間かけて、みんなで協力して調理室を綺麗にしました。「来たときよりも綺麗に」 約束ですね。

 

 

今日一日で10箱ぶんの完成キャンドルと9箱分の中途キャンドルを作ることができました。人数がいることの力を改めて感じました。

 

そして帰り際、生徒さんから「またやりたい!」と言って頂きました。もう嬉しさ満点です。先生と調整して呼んでくださーい。


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