≪構え≫
☆鴻心館合気道の構え
1.体の構え 半身(左右)が基本
・肩の角度●●。足の形(特に後ろ足の内側ライン=重要)
・踵はつけている
居合では帯刀の構(柄頭の向き=敵) 抜刀の構 五行の構があります。
以上の構えは全て形のある構えです。
ココまでは居合であろうが合気道でも教えられています。
形があるから教えられるのです。
私の学んだ合気道の会派(合気会ではない)のK会長、宗主の仰る四大原則から
学んだ(私の至る)構えが実はあります。
しかしこれは誰にも教えていません。
私もそこの会派で教えていただいたものではなく
自分で合気道を指導してから気付いたもので、ある先生の助言がそれを
確信に変えてくれた経過過程があるからです。
気構えとでも申しましょうか、そういうものです。
あるところの居合道では「気構え」という語を藩士の先生は使われていますので、
それと混同しやすいため別の表現がいいのかもしれません。
しかし私の所属していた心身統一合気道では
「氣」という概念を重要視していましたので、居合道のいうところの「氣構え」
とは違うものだと私は捉えています。
居合といっても様々な派、流儀があります。
ですから「気構え」の定義するところは流派により、また師範により諸説、若干の差
があるかもしれません。
客観的にみて技の形の差が今の流派の差(見た目)でしかありません。
形のないものを教えるのには手順というものがあります。
氣構えは、こういうものだと教えてくれる所は、まず皆無です。
構え=
あるとき、居合と剣道の対戦動画をみましたが、パッチもんでした。
居合があんな構えで対峙するはずがありません。
合気道でもそうです。
両手は膝上に垂らした構えを作ります。
合気道では空手のような構はとりません。採ったとしたらパッチもんです。
空手では合気道のような無防備とも思える構えも当然とりません。
空手だからです、空手は合気道でも小林寺拳法でも柔道でもないからです。
練習生にはキチンと道場で指導する構えをとってください。といいたいそれだけです。
構えは、私のような者が書かずとも、立派な先生方がキチンと書いていたり
指導されていますので、鴻心館以外の方には余計な戯言かもしれません。
≪書道の構え≫
字を書くのに構えなんて・・・と思うかもしれません。
しかし構えなのです。
字の格好やテクニックはその次です。
これもカルチャーで教えている事です。
私よりうまい書道の先生が(女性70歳代)習いに来ていました。1年ほど
私よりも字が上手いのですから
でも私の教える筆遣いは「難しい、難しい」と仰っていました。
構えが出来てないからです。形だけで、中味●●がない構えはダメです。
字は私の方が下手(経験値は生徒さんの方が上)ですが、私の筆遣いには驚いていました。
滑らかに、紙の上を滑るようにかく私の筆遣いはとてもナチュラルだからです。
これは自慢しているわけではありません。故藤平宗主の四大原則の1番目をつきつめて
それだけを信じて信仰して、すがって、疑わず、真にうけとめてやれば書道はうまくなり
まぁどんな相手でも(そのへんの先生レベルなら)かなは教えられます。
みな四大原則の一番目を軽く見過ぎています。
そう言っている私もサッパリでした。でも、
あれがすべてであり、あれ以上の教えをくれる合気道の先生はゼロです。いません。
ただ知識として知っていてもダメですが、あの一節は宝箱だと思います。
私の所に来ても教えません。月謝にゼロが2ケタはたりません(半分冗談です)、それくらい
価値のあるもの言葉、フレーズ、ヒント、道標です。それが四大原則の1番目。
英語訳では
Keep one point. ですけれども
真面目にこれをやってみても天才以外は無駄だと思います。いや確信レベルでそう思います。
これは●●e● one point. から始めるべきです。
それから次に
Keep one point. と続きます。
それから ●●e one point. と続いていきます。
鴻心館合気道の過程で(3年か4年ほど)四大原則を全く教えないことがありました。
しかし書道でもそうですが、これって●●e● one point. じゃんって!
教えられました。
こんなブログを書いても意味がないのでこのあたりでやめておきます。
この記事は私の記録用でありますので
本日は、「なに言ってるんダヨ。」といわれそうな内容でした。