合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

美しい武道それが合気道《明月会ブログです》

上級にいくにつれ言葉が消えていく

2017年01月17日 | 合気道
『言葉で教えるということ』



 ≪言葉から感覚へ≫

  何かを初める人に

  絵の描き方を教える

  一輪車や自転車の乗り方を教える

  卓球を教える

  合気道の技を教える

  みんな言葉でもって教えています。

  唯一教えられないのが、感覚を伴うこと。

  

  絵を一から習う場合は、
 
  水彩でも油彩でも「ことば」でもって教えてもらいます。

  卓球を始めた時は、「ラケットの握り方は、こうして、構えはこうやって・・・」

  というふうに

  合気道も最初は、形を教えたりするのに言葉で指導できますが

  上達するにつれて

  身体で覚え

  意識を働かせ

  フィーリングで感じ

  身体で感じ取って動くことを覚えて知っていくほど

  「コトバ」は要らなくなっていきます。

  要らなくなるというより、無くなっていきます。

  もちろん分かる人だけの言葉はありますが

  それは「コトバ」が結果として使われただけ

  「コトバ」が確認の意味になったとき

  

  合気道上である感覚に気づくと

  それを基にして

  さらに発展していきます。

  このブログ、
 
  「何を書いているのか分からない」

  モヤモヤするという人があると思いますが

  そういった世界があるということです。

  
  

  

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