5月のレッスンがはじまりました。
季節は晩春から立夏、不調は不眠症です。
季節の薬膳茶は八宝茶。
お茶請けの生薬は、お土産でいただいたり、先生オリジナルの
味つけだったりします。生薬がおやつ代わり、ドライフルーツを
食べる感覚で気軽に食べられるようにと、先生の腕が光ります。
座学は旬の話。薬膳では旬を重視するのですが、ただし
食べ方に注意が要るという話でした。
薬膳には人の体は自然界とリンクしているという考えが
あるので、出初めのものは(体が季節に追いついていない
頃に出始めるので) 控えて食べ、出回り始めたら、積極的
に食べる ようにするとよいそうです。
旬のものを食べると、自然界からのエネルギーを取り込む
ことが出来るので免疫力が高まったり、病気を防ぐという
養生が出来るのですが、それだけに、旬が持つエネルギーは
強いので、逆にやられてしまわないように という注意でした。
阻害を防ぐための組み合わせ方法も習いました(五行説 相剋)。
次に、春の陽気の上昇にともなって増えてくるのが不眠症
だそうです。
タイプ別には
・体の中から生じているものが熱化しているタイプ
・感情の乱れがあるタイプ
・「心」 が亢進し過ぎているタイプ
・「脾」 の機能が落ちているタイプ だそうです。
参加者には縁のない症状でしたが、未病のための
知識になりました。タイプ別にみる改善食材も習いました。
薬膳での代表的な不眠剤は、蓮の実です。
実習は作りおきが出来るものを3種習いました。
はじめに薬膳チャツネ。代謝アップからの~老廃物出し、
デトックスのスープカレーです。小6の料理女子と作りました。
完成!
唐辛子の色っぽくて、ルックスは激辛ですが、激辛に見える
正体はクコの実。ですので、まったく甘い(笑)。
お土産にいただいて帰りました。
その他に、冷えの改善と気のめぐりをよくする青じそソース。
よい眠りのために血を増やす金針菜のソースなどを作りました。
これらはサラダや和え物にしました。
人気の中華スイーツを、楊貴妃が愛したライチでドレスアップ!
杏仁豆腐とライチゼリーです。クコの実のはちみつ漬けとミント
で仕上げました。好評でよかった♪