目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

ニッコウキスゲの大群落、霧ヶ峰・車山

2014-07-02 | 山行~八ヶ岳とその周辺

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標高 1925m 長野県

2005年7月18日(月・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:53霧ヶ峰スキー場の駐車場8:05--9:20車山肩(コロポックルヒュッテ)9:35--10:05車山山頂10:20--10:55蝶々深山(ちょうちょうみやま)11:03--11:20物見岩(昼食)11:55--八島ヶ原湿原--13:05ヒュッテ御射山(みさやま)13:15--留塚--強清水(こわしみず)駐車場--14:20霧ヶ峰スキー場の駐車場

こんなにすごいとは思わなかった。もちろんニッコウキスゲ。北海道みたいなスケールで一面ニッコウキスゲの黄色い花が続く。訪れたのは9年前だが、毎年大勢の観光客がこの大群落目当てにやってくるようだ。写真愛好家も、ベストショットを狙って、三脚片手に早朝からかけつける。駐車場も下のほうに停めれば、問題ないが、最寄の車山肩の駐車場はたちまち満車になるので注意が必要だ。

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左:霧ヶ峰スキー場の駐車場 右:車山肩への道は身動きできないほどの大渋滞

5:03家を出た。いつものようにコンビニで買出しをし、中央高速に乗った。双葉SAで朝食をとり、7:53霧ヶ峰スキー場の駐車場に到着。まだ閑散としていたが、後から後から車はやってくる。8:05身支度をして山の神とともに車山を目指して出発する。まずはスキー場の草原のなかを上っていく。早くもニッコウキスゲのお花畑がつづく。

 

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みごとなニッコウキスゲの群落。写真愛好家のみなさんの数もみごと

しばらく歩くと、鐘(霧鐘塔)が出てきた。そしてビーナスラインの分岐、霧の駅が見える。当初の計画では、霧の駅に車を停める予定だったのだが、間違いに気づかずに車を手前に停めてしまった。まあ、たいして変わらないか。

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左:車山山頂の気象レーダー 右2点:車山山頂の標柱 

9:20少々遠回りになったが、予定より早く車山の肩に到着した。すでに大勢の観光客がいて驚かされる。3連休だからね。ここからだらだらと上り、10:05車山山頂。気象レーダーが景観を台無しにしている感もあるが、そんなことはおかまいなしに大勢の観光客とハイカーがくつろいでいた。中にはもうお弁当を広げている人もいる。山頂は、思いのほか気持ちのいい風が吹いていて居心地がよかった。

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白樺湖と蓼科山

10:20下り始める。目の前には、白樺湖と蓼科山、北八ツの山々の大パノラマだ。爽快な気分で進む。回り込んでいくと、またニッコウキスゲの群落が眼を楽しませてくれる。

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左:物見岩 右:八島ヶ原湿原

10:55蝶々深山(ちょうちょうみやま)に着いて、休憩にした。ここにも大勢のハイカー、登山者がたまっている。ふと視線を遠方に移すと、八島ヶ原湿原が望めた。

蝶々深山を後にして進んでいくと、1箇所草がまったくついていない場所が見えてきた。近づくにつれ、左手に岩が見えてくる。それが物見岩だった。ここにも大勢の人がいたのだが、スペースを見つけて、山の神と昼食にすることにした。

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2点とも:八島ヶ原湿原

八島ヶ原湿原は心洗われる風景が広がっていた。池塘となだらかな稜線、青々とした植生とブルースカイ。そんな風景をいつまでも見ていたいと思いながら、湿原をぐるりと1周した。ほどよく疲れてきた頃、休憩にはもってこいのヒュッテ御射山(みさやま)が出てきた。山の神と思わずそこに吸い込まれてしまった。

さて重い腰を上げて、最後のひと踏ん張りだ。トンネルをくぐると、強清水と書かれた指導標。用心深い山の神は、地図を出して見ているが、まず間違いない。そのとおり前進あるのみだ。留塚より防火帯に入る。再び山の神がこっちでいいのだろうかと疑り深く地図を出す。こっちでいいのだ。でも踏み跡はしっかりとはついていない。あまり歩かれているコースではないのだろう。しばらく下ると車道、そして朝日ビル社有地が出てくる。交通量の多い道に出て、左に折れると、強清水の駐車場に出た。売店でソフトクリームを買い、高原の風で涼む極楽のひととき。愛車への帰還は14:20となった。

この後、中央道に乗ったのだが、3連休というのは、普段運転をしていない御仁が大勢走っている。へとへとに疲れている人も大勢走っている。何がいいたいかといえば、そう、そんな御仁が運転しているせいで事故が起きてしまう確率が飛躍的に高まるのだ。結果事故渋滞にどっぷりとハマって、家に着いたのは20:30になってしまった。


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