セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

迷い道

2008-09-23 | セカンドライフ
地図には比較的強い方だと自負していた。
大抵自宅でチェックして行けば難なく目的地へ着けた。
が、寄る年並か今日はたった区内数kmを歩くのに難儀した。

明日から始まる講義のカルチャーセンターの下見だ。
初日から遅刻するわけにはいかないし地図をプリントアウトし
リュックを背負ってサッソー(自分なりの)と出掛けた。

細かい角を曲がらずわざわざ遠まわりして地図に忠実に歩いた。
つもりが道が見つからない。
凡そ20分で着く予定が既に40分を過ぎた。

旅に出てもさほど困った事は無い。
なぜに地元が歩けないのか?????

なる程○○小学校が見つからないと思ったら
既に壊され立派な福祉センターが建設されている。

路地も行き止まり・・・何じゃこりゃ!! 
誰かに聞くと言うのは自称旅好き地図好きのプチプライドが傷付く。
仕方ない、背に腹は変えられないので漸く見付けた
お米屋さんのおじさんに訪ねた。
果たして、残念”ほんの一路地違っていた。

「そうなんだよ。あそこ小中一貫校で中学の方へ移転したんだよ。
だから今は老人の福祉センターだよ」
「あーここも名前変わってるよ」エッ?今朝プリントアウトした
地図最新じゃないの?ガックリ。

そうなんです。今や商店街だって名前だけ、道路拡張の為に
どんどん削られて八百屋さん、肉屋さん、煙草屋さん、おそば屋さん、
おかし屋さん皆引越して行った。

商店街と言えばどの店も顔馴染み。
皆挨拶くらいはするお隣さんの様に。淋しい限り。

地元に住んでいても駅からの景色が変わったり道が無くなって
いたりとどんどん変貌をとげている。

極めつきは100日程旅に出ていて帰国したら駅前の老舗のデパートが
消えていた。
旅の疲れかはたまた夢幻か貧血を起しそうだった。

自宅の周りもたまには地回り宜しく歩き回らないといけないかな?